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チョッパー『じゃあAはどうやって強くなったんだ？』
A「ん？それはねぇ…(ドカッ)
お？ルフィ？どうし……んもぉぉ！なんでいつもここで寝るの！」
甲板に座ってチョッパーと談笑していたAは、膝の上に乗っかる船長の頭を見下ろし、少し困ったように問う。
ルフィ『ここは俺の特等席だからな！』
しししっ！と、いつもの曇りのない笑顔で答える船長は
顔に麦わら帽子を乗せ、昼寝の態勢に入った。
A「ルフィの特等席は船首でしょ？メリーの上じゃダメなの？」
ルフィ『あそこじゃ寝れねぇ。落ちたらどうすんだよ。』
A「あっそ。じゃあ私があそこで昼寝しようかなぁ。」
ルフィ『ダメだ。』
A「いでっ！！」
かばっと勢いよく起き上がるルフィのおでこと
Aの顎がすごい音を立ててぶつかった。
チョッパー『大丈夫か！？A！！』
いたい…と嘆くAをお構いなしにルフィは言葉を続ける。
ルフィ『お前は、今、ここ動いちゃダメなんだぞ！
メリーの上もダメ！あそこも俺の特等席だ。』
A「えぇ…なんて俺様……」
ルフィ『これかぶってていいから大人しくそこ座ってろ。
俺の船に乗ったんだ。おまえはもう、俺のもんだぞ。』
ぽすっとAの頭に麦わら帽子をかぶせ、今度こそ眠りについた。
ナミ『あいつは…ねぇビビ。ルフィがあれする時って、、、Aが誰かと一緒にいる時だと思わない？』
ビビ『えぇ。私もそう思うわ。』
ナミ『ルフィにもそんな感情があったなんてねぇ…』
ビビ『ふふっ！ほんとね！』
------2年後
ブルック『Aさん。あのぉ…それはいつものことなんですか？？』
A「ん？それっ？」
ブルック『ルフィさんに膝枕してる姿をよく見かけるので、気になっていたんですよ。』
A「あぁー…ふふっ！たまにね？こうやって近寄って来るの。ルフィの船に乗った時からルフィのものになるんだってさ！」
困った船長でしょ？
と何か含みのある笑みを浮かべるAは、
ルフィの顔の上に置かれていた帽子をかぶり、頬をつつく。
ブルック『ヨホホホっ！そうでしたか！
私もお願いしようかと思いましたが、やめておきます。』
クスクスと笑う2人の様子に、ルフィは静かに口角を上げた。
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ルフィ『もう…俺のものじゃなくなっちまうんだよなぁ。』
ルフィは自分の膝の上で幸せそうに眠る彼女の頭を
優しく撫でた。
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むぎむぎ(プロフ) - 天草 翠さん» そんなにお褒めいただけるなんて……ありがとうございます！！読んでいただき感謝です！！！！ (2022年10月1日 21時) (
レス) id: 0ab5c4428c (このIDを非表示/違反報告)
天草 翠 - とても素敵な作品でした！物語の設定や進み方が本っ当にセンスがあってここでは書ききれません(๑>◡<๑) ありがとうございました╰(*´︶`*)╯♡ (2022年10月1日 18時) (レス) @page44 id: 70ed37fde4 (このIDを非表示/違反報告)
むぎむぎ(プロフ) - ボンクラMONKEY ﾋﾟｰﾔの人さん» ひゃー！！ありがとうございます！！こちらこそ読んでいただき、コメントまで本当にありがとうございます！！ (2022年9月30日 22時) (レス) id: 0ab5c4428c (このIDを非表示/違反報告)
ボンクラMONKEY ﾋﾟｰﾔの人(プロフ) - すごく素敵な作品をありがとうございます。とても面白かった...。感動しました。本当にありがとうございます。 (2022年9月30日 20時) (レス) @page44 id: 7a2b040506 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むぎむぎ | 作成日時：2022年9月29日 18時
