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---数日前 始まりと終わりの町【ローグタウン】
A「相変わらず活気のある街。全然知らない街になってるのに、懐かしくなる。」
街の中心部の市場を物色する旅人が1人。
『姉ちゃん！一つどうだい！』
『そこの美人さん！サービスするよー！』
『旅の人かい？珍しいね！』
A「お兄さん！私、人を探してここに来たんだけど。」
『この街にいるのか？』
A「それが、何もわからないの。名前も…顔も……
ふふっ！」
『おいおい、どんな探し物だよそりゃ。』
A「私を覚えてる人を探して旅しているんだ。」
『……そうかい！いいな。好きだぜそういうの！
そうだなぁ。なにか特徴はないのかい？想像とかでも…』
A「そうだなぁ…強いて言うなら、
2m近い巨体で、麦わら帽子の似合う男。かな！」
『んー…わかんねぇなぁ。俺ぁ知らねぇが、そんなでかい男なら目立つだろうし、色々聞いてみな！
俺も見かけたら声かけてみるからよ！』
A「そうね。ありがとう！お兄さん。」
可愛らしい笑顔を浮かべ手を振る旅人は
軽い足取りで、まるでこの街を知っているかのように歩みを進めて行った。
A「さすがに…処刑台はないよね〜。くくっ！なんか銅像立ってるよ。」
広場へ辿り着いた彼女はコーヒーを片手にベンチに座り一息つく。
目の前にある銅像、500年前にかつての仲間が処刑された場所をぼーっと眺めていると……
突然、背後に気配を感じ、勢いよく立ち上がった。
『なんだぁ？このご時世に、後ろ取られたただけでそんな警戒すんなよ。それとも、見聞色の覇気でも使ったか？
なぁ…Aよ。』
A「ろ、ロジャー…？」
『お前だろ？俺を探してる旅人ってのは。』
A「やっぱり……ここにいた！！」
『久しいな！A！！！』
旅人は、突然現れた尋ね人の胸に思い切り飛びつき、
その男もまた、嬉しそうに軽々と抱き上げる。
なんとも微笑ましい光景だ。
ロジャー『相変わらず軽いな！お前は！！！』
A「ロジャー！！会いたかった！！！」
ロジャー『全然変わらんなぁ！！ははっ！相変わらずのくそガキ顔だぜ！』
A「あんたは相変わらず失礼な奴だ！！」
大きな笑い声を上げる男女。
男がそっと女を下ろしたところで、小さな影が2人に近づく。
『お、おやじ………誰だそいつ。』
A「ん？その顔……まさか…エース！？！？」
『お前！なんで俺の名前知ってんだよ！！！！』
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むぎむぎ(プロフ) - 天草 翠さん» そんなにお褒めいただけるなんて……ありがとうございます！！読んでいただき感謝です！！！！ (2022年10月1日 21時) (
レス) id: 0ab5c4428c (このIDを非表示/違反報告)
天草 翠 - とても素敵な作品でした！物語の設定や進み方が本っ当にセンスがあってここでは書ききれません(๑>◡<๑) ありがとうございました╰(*´︶`*)╯♡ (2022年10月1日 18時) (レス) @page44 id: 70ed37fde4 (このIDを非表示/違反報告)
むぎむぎ(プロフ) - ボンクラMONKEY ﾋﾟｰﾔの人さん» ひゃー！！ありがとうございます！！こちらこそ読んでいただき、コメントまで本当にありがとうございます！！ (2022年9月30日 22時) (レス) id: 0ab5c4428c (このIDを非表示/違反報告)
ボンクラMONKEY ﾋﾟｰﾔの人(プロフ) - すごく素敵な作品をありがとうございます。とても面白かった...。感動しました。本当にありがとうございます。 (2022年9月30日 20時) (レス) @page44 id: 7a2b040506 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むぎむぎ | 作成日時：2022年9月29日 18時
