@01〜序章〜 ページ2
-----1年後
カランカラン…
シャッキー『あら…珍しい人たち。ふふっ!お久しぶりね、モンキーちゃん。』
ルフィ『レイリー。聞きてぇことがある。』
レイリー『久しぶりに会った師に対して第一声がそれか?
くくっ!相変わらずだな………海賊王。』
ここはシャボンディ諸島。シャッキー'S ぼったくりBAR
そこへ忍ぶわけでもなく、堂々と現れたのは
あの大海賊時代を終わらせた、海賊王麦わらのルフィ率いる
麦わらの一味。そして…
ロー『久しぶりの再会のところ悪いが、ゆっくりしていくつもりはない。無駄話は後にしろ…麦わら屋。』
ルフィ『うるせぇ。そのつもりだ。』
レイリー『まぁまぁ…落ち着きなさい2人とも。
焦ったところで彼女は帰ってこない…そうだろう?』
ルフィ『……』
ロー『………』
レイリー『こうも殺気立たれては出るもんも出てこないぞ。』
はっはっはっ!と笑う男を
気まずそうな、苦い顔で睨む船長2人。
レイリー『ルフィ。お前もいい大人だ。酒でも交わしながら話そう。
その方がキミも気楽だろう?トラファルガー・ロー。』
ルフィ『俺は酒、嫌いだ!』
ロー『別に…話を聞きに来ただけだ。』
レイリー『師のわがままに付き合うのも、また弟子の務めだ。』
ゾロ『まぁまぁルフィ。師匠の言うことは聞くもんだぜ?
俺ぁ賛成だ。せっかくなら美味い酒が飲みてぇ。』
ナミ『そうよルフィ!私たちはもう急ぐ必要はないもの!』
サンジ『じゃあ…飯の支度は俺が。キッチン借りてもいいか?』
シャッキー『えぇ、もちろんよ。じゃあ今日は貸切にしようかしら。大好きなモンキーちゃん一味の邪魔は、誰にもされたくないもの。』
ウソップ『助かるぜぇ!俺たち全員フダツキだ。
こんなところに来てまで騒ぎは起こしたくねぇからな!』
レイリーの提案に口々に乗っていく仲間たちは
各々宴会の準備を始めた。
レイリー『どうやら、クルーの方がよっぽど大人なようだな??』
ニヤニヤと嫌な笑みを浮かべ楽しんでいる様子のレイリーと
むむむ…と拗ね始めたルフィ。
その時、、、
コツン…と麦わら帽子の上から、刀の柄で小突かれた。
ロー『諦めろ、麦わら屋。冥王の勝ちだ…
Aもお前らが楽しんでた方が喜ぶだろ。』
ふっ…と優しく笑うローの姿に観念したのかルフィはその場にドカッと座る。
レイリー(あんな顔するのか…
まったく…いつの時代も罪な奴だな、Aよ。)
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むぎむぎ(プロフ) - 天草 翠さん» そんなにお褒めいただけるなんて……ありがとうございます!!読んでいただき感謝です!!!! (2022年10月1日 21時) (レス) id: 0ab5c4428c (このIDを非表示/違反報告)
天草 翠 - とても素敵な作品でした!物語の設定や進み方が本っ当にセンスがあってここでは書ききれません(๑>◡<๑) ありがとうございました╰(*´︶`*)╯♡ (2022年10月1日 18時) (レス) @page44 id: 70ed37fde4 (このIDを非表示/違反報告)
むぎむぎ(プロフ) - ボンクラMONKEY ピーヤの人さん» ひゃー!!ありがとうございます!!こちらこそ読んでいただき、コメントまで本当にありがとうございます!! (2022年9月30日 22時) (レス) id: 0ab5c4428c (このIDを非表示/違反報告)
ボンクラMONKEY ピーヤの人(プロフ) - すごく素敵な作品をありがとうございます。とても面白かった...。感動しました。本当にありがとうございます。 (2022年9月30日 20時) (レス) @page44 id: 7a2b040506 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むぎむぎ | 作成日時:2022年9月29日 18時