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関東は梅雨明けが発表され、蒸し暑い夏がやってきた。
先月は"あの夢の国"に行った2人。
「絶対雨の日に行きたい。」と意味のわからないことを言い出したAを尊重し、
梅雨真っ只中、びしょ濡れになりながら傘もささずに遊び倒したことは
今となっては幻だったのかと思うほどの快晴。
キヨはいつものごとく昼過ぎに起きる。
キヨ『あれ？？』
今日は土曜日。いつもならリビングに行けばエアコンはついていて、
いつもあるはずのソファーでゲームか読書をするAの姿がない。
ピッとエアコンのスイッチを入れ、
出かけるなら声かけろよ…と独り言を漏らすキヨ。
その時テーブルの上にメモが置いてあることに気づいた。
【キヨおそよー。
覚えてないだろうからもっかい言うな？
俺は1泊2日で会社の親睦会(と言うなの新人研修)だから。留守番よろ。
冷蔵庫に何食分かメシ作っといたから好きなように食ってくれ。ご飯は炊くの面倒だったら冷凍庫。夏バテすっから飯抜くなよ？】
キヨ『あー…忘れてたわ。
真夏に温泉とかセンスねぇよなぁ！！！って怒ってたわwww』
と言うことは、今日は1人か…
ふむ…とキヨは考えた。
一緒に住みはじめてAが丸一日空けるのは初めてだ。
普通であれば、やったー！1人ー！ふぉぉー！
となるのだろうがキヨは違った。
飯なんて自分でなんとかすんのに…
とぶつぶつ言いながら冷蔵庫を開ける。
キヨ『いや！ちゃんと飯！多いな！』
【飯なんて作んなと思ったそこのお前。
勘違いすんな。俺がいない間にダメになりそうな食材の処理をしただけだ。】
キヨ『人の心読んでメモすんなwww』
とりあえず…と、冷蔵庫を閉め外に出かける準備を始めるキヨ。
今日のキヨは珍しく予定がある。
美容室に行き、その後レトルト家でTOP4との実況の約束。
なぜこの日にしたのか…そうか兄がいないからだ…
と先程まで忘れていたキヨは1人納得をした。
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むぎむぎ(プロフ) - ゆさん» とても嬉しいコメントありがとうございます！！今途中まで書いている話も頑張って更新した行きたいと思います！！最後まで読んでいただきありがとうございました！！ (2022年5月6日 22時) (
レス) id: 0ab5c4428c (このIDを非表示/違反報告)
ゆ - 初めまして、コメント失礼します。 完結おめでとうございます、そしてお疲れ様です！とても楽しく読ませていただきました。まだまだ二人の日々を読んでいたかったですが、良い終わり方でよかったです。新しい作品も読ませて頂きます。これからも楽しみにしております！ (2022年5月6日 11時) (レス) @page28 id: 8b229610da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むぎむぎ | 作成日時：2022年4月12日 19時
