【太宰治】依頼解決から逸れて行く甘い日々【文豪ストレイドッグス】 (ページ10)

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_______その直後___

太宰side__

「………ｯ」

…正直色々危なかった。

…………まぁ何とは言わない。
耐えたのだから問題ない。

Aが照れてるの……可愛かったなぁ………

________数分後________________________

Aside___

「ねーえーAー？」

『………』

私は真っ直ぐに武装探偵社へと向かっていた。

この人をいい加減なんとかしてもらおう…
………無理な気もするけれど。

「何処に行くのだい？」

『探偵社です。』

「……なんか冷たいね？怒ってる？それとも拗ねて__

『誰の所為だと思ってるんですか！！！！』

「私」

『分かってるなら何か言うことないんですか！』

「………A？」

『…何です』

やっと謝る気になっ

「Aって好きな人とか居るのかい？」

って無いですね。知ってましたけど。

『今聞くことじゃないでしょう？！』

「……その反応、真逆___

『ご自分で考えて下さい。』

…………もう放って置こう。

「まぁAに好きな人が居ても私はAと心中するからね！！！！」

うんうんと一人で頷いてる太宰さん。

………

もう好きにすれば良い…

太宰さんの声が独り言だけになり、
途端にさっきの事が頭の中を過ぎる。

………

…………さっきの、は……

何気にしてるんだ私っ？！

でも［また今度］って……

いつか………

いやでも別にそんな太宰さんの事………

　 "好き"

　とか思ってない…………はず…