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「瞬木さん！もう大丈夫なんですか！？」
「瞬木くん！私からのお見舞い見た？
りんごだよりんご！」
「それよりオイラのエ『返すわ』オイオイオイ！？」
瞬木が教室に入るや否や、クラスメイトが温かく迎えた。
どうやらリンゴをいれたのは葉隠のようだ。
入手先を知りたい。
『もう大丈夫。
轟とみんなの見舞い品のおかげだよ、ありがとう』
女子が瞬木を囲む、という異様の光景。
それを悔しそうに、羨ましそうに峰田は爪を噛んで睨む。
「オイラだって…！！！」
『あんな本、よくもまあ入れてくれたよ。』
気づけば真横にいた瞬木。
峰田の頭を鷲掴んでいた。瞬木の腕に線が浮かび、峰田は徐々に上へと持ち上げられる
『壁に瞬間移動させたろか。』
「しゃ、シャレになんねぇよぉおおお…」
『シャレじゃないからね。
それともあれかな。外にトぶ？』
峰田が涙目になりながら上鳴に何かを訴えるように視線を向けた。
その視線を受けた上鳴は苦笑しながら瞬木に近づく。
「まあまあ、その辺でさ下ろしてやってよ。
コイツも悪気があった訳じゃねぇしさ？」
『……男に渡すって時点で、悪気も何もねぇとは思ってるけどさ
俺には必要ないし、変な誤解とか生まれるのも嫌だし。
とりあえず返す。』
「俺、その
瞬木の言葉から、彼女がいると誤解をした女子の数名が、瞬木をまた囲む。
それぞれ焦ったり顔を赤らめたり、男子は女子の瞬木に対する好意を察した。
「彼女！？彼女がいたの！？」
「い、いませんよね、そんな…！」
「やばい！ヤオモモが…！」
『んー……？
なんか変な誤解生んだ？』
「おう。」
あはは、と笑いながら上鳴に問う瞬木。
どうやら本人は無自覚のようだ。
『えと、俺、彼女作る気ないよ…？』
(一応女だし…)
「えっ！？
そ、それはそれで…複雑…かも……」
『何で？葉隠さん。』
「なんででも！！」
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おむらーす(プロフ) - 海乃さん» わぁあっほい…！ありがとうございます!!(大声)笑 (2017年4月24日 17時) (
レス) id: dccc051f5c (このIDを非表示/違反報告)
海乃(プロフ) - 是非、押させていただきます。(小声)笑 (2017年4月24日 8時) (レス) id: 48d7b38e5a (このIDを非表示/違反報告)
おむらーす(プロフ) - 優さん» 私にはもったいないお言葉です…ありがとうございます…！面白いですよね〜、DAYS(^-^) (2016年11月1日 23時) (レス) id: dccc051f5c (このIDを非表示/違反報告)
優 - すごい面白いですね。自分に文才分けて欲しいです。DAYS好きです。 (2016年10月31日 21時) (レス) id: 0b03a041de (このIDを非表示/違反報告)
おむらーす(プロフ) - リオンさん» ありがとうございます！リオンさんの優しさに感動してうるっときました…！！応援ありがとうございます！大きなお世話なんかじゃないですよ！すっっごく嬉しいです！(^^) リオンさんも気をつけてください！ (2016年8月17日 3時) (レス) id: dccc051f5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おむらーす
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mucho
作成日時：2016年8月7日 0時
