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STORY2 【勇者が早すぎる】 ページ3

 「今回の勇者たち,ちょっと早すぎやしませんかね?」


 ・・・・・・・・・・そうだ。今回,例年に比べて勇者たちが来るのが早すぎる。


 前回の勇者たちは魔王城に来るのに二年近くかかっていた。それに加えて,
 やっと来たと思ったら見事に満身創痍だし挙句おれにボコボコにされて教会に運ばれていった。
 いや、決して前回の勇者たちが弱かったわけではない。
 俺含む魔王城ズが統計(進行具合,能力値etc.)を取った中で丁度ド真ん中だった勇者たちだ。

 ・・・・・・だのに、だのにだ。今回の勇者たちはそれを―――――――


  たった一週間で来やがった。



 それに―――――――――


  HPもMPも全快じゃねぇか。

 
 あぁ!あぁ!!おれも可笑しいと思っていたさ。
 魔法の水晶玉(本物)からから慢心かけて某AUO如く愉悦に徹してから丁度一日目にさ


 ――――――――――もう第四ステージまで進んでんじゃん。


 
 そこで気付いたよ。「あれ、おれこれ愉悦に徹してる暇なくね・・・・・?」って。
 (↑第五ステージ ディストピア終盤にて声のみ登場)



 んな事考えながら王座に座ってると,そのチート勇者パーティーが魔王城最後の中ボスを倒した。



 ・・・・うわはっや、入ってから一時間しかたってないぞ。ここ全部で十階層あるんだがな。
 流石TYP(※チート勇者パーティーの略)。



 ・・・・・・たった今思ったんだが,これっておれが先代より弱すぎるだけなのか?
 一応前回と前々回の勇者は倒したから,そうは思いたくないんだがな・・・・・
 
 

 ギィィィイイイイイイ・・・・・


 重々しい扉の音とともに,扉の奥から風が入ってくる。

 ・・・・・・おや、もう着いたらしいな。


 ・・・・・くそっ、最初っから最後までスピーディーに来やがって・・・・TYPめ・・・・




 ザッ、ザッ、ザッ・・・・・・・・




 勇者たちが部屋に入ってくるのを感じ,こんな馬鹿げた事を考える思考を止めた。



 
 何故なら―――――――







  ―――――――――――今回ばかりは本当に,おれが倒されるかもしれないからだ。



 ・・・・・ハッ、魔王のおれが、死に恐怖する日が来るなんてな・・・・

 どんな皮肉だ・・・と思いながら,背中に流れる嫌な汗を無視した。

STORY3 【魔王の間】→←第1章 【魔王iz回想】 魔王


  • 金 運: ★☆☆☆☆
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ラッキー異世界レアアイテム ※アイテムじゃないのも稀に出てきます

【魔剣】 バルムンク


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ゆず湯 - 私好みの話だぁ! ありがとうございます!!ヾ(*´∀`*)ノ (6月19日 22時) (レス) id: 8dcc1ff69b (このIDを非表示/違反報告)
こん(プロフ) - うおおおおお最高ですね (1月26日 23時) (レス) id: a9d22d7cfb (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろ - 全、腐女子、男子が泣いた。 (1月11日 23時) (レス) id: 8b634137a6 (このIDを非表示/違反報告)
くるすろ。 - なんですかこの小説!まさに求めていたものです!続きはやくよみたいです〜! (12月25日 22時) (レス) id: 1ed4fe3d97 (このIDを非表示/違反報告)
にぃとぉ - 何これ最高なんですけど!?無理なさらないでほしいけど続きをお恵み下さいいいい!! (12月24日 10時) (レス) id: 04b13c318b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆっけの末裔 | 作成日時:2018年7月23日 1時

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