噛ませてあげようホトトギス2 ページ25
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「お、ウォヌヒョンそれ新しいゲーム？何系？」
ハルは、公平な人間だと思う。
メンバーの誰にでも分け隔てなく真っ直ぐ愛を向けてくれていて、優しく、それでいていつもだいたい穏やかで、静かで。近くにいるだけで自然とその周りがすとん、と落ち着くような、ボノニとはまた別のマイナスイオンのようなものを、隣に座るとよく感じる。
でも、メンバーたちを客観的に見ているとよく分かる。
ハルからアプローチをかける分にはたしかに公平だけど、
エスクプス「ハルヤ〜」
「ネ？」
エスクプス「見てよこれ〜。これもう朝からずっと寝癖なおんないんだよ」
「ぼや、水つけました？」
エスクプス「つけた。でもほら、絶対こうなんの」
「あいご……ㅋㅋ」
ミンギュ「ヒョン、それなら僕の帽子を、」
エスクプス「あ、結構でーす」
「ㅋㅋㅋㅋ」
ディエイト「まあでもそういうハルにも寝癖ついてるけどね」
「うぇ、ちんちゃよ？うそ、」
ジュン「あ、ほんとだ。珍しい〜かわいい」
「ええ……かわいくはないでしょ……」
……なんて、特に一部のメンバーからやけに構われることの多いハルは、各々メンバーからの愛の深さによりコミュニケーションの量が、実はけっこう違う。
それに加えてハルは俺のことをどうやらかなりのディノ強火担と思っているからなのか知らないけど、なんとなく気分で隣に座っても、
「？チャニあっちにいるけどここでいいの？」
とか、ゴセでもなんとなく隣にいようものならさりげなくディノの隣に俺がなれるよう勝手に移動してたり。
ウォヌ「……だからだよ」
「……？だから？だよ？……テレパシーはさすがに聞こえないんですが」
ウォヌ「じゃあ噛んでいい？って聞いたらいい？」
「いやそれは普通にだめって言いますけど？」
知ってる？悪意のない善意ほど、嫌なもんはないって。
すっと、別にもう噛む気はないけどまたハルの手を掴もうと手を伸ばすと「ハルヤァ〜聞いてくれよ、！」とほら、今度はホシがやってきて。
ホシ「ウジがまたなんかグチグチグチグチ……」
ウジ「ヤァ、なんでハルにそれを言うんだよㅋㅋ」
ホシ「ハルヤぁ〜ㅠㅠ」
「よ、……よしよし、？」
ウジ「お前も戸惑ってんならすんなよ……ㅋㅋ」
……俺なんかはまた、空気のような存在へと変わっていくんだ。
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テイ(プロフ) - ハルカさん» 最高とのお言葉、たいへん嬉しいです！のんびりではありますが引き続きお楽しみいただけますと幸いです。 (2022年5月20日 10時) (
レス) id: 51ed79440b (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ - 最高に好みです。これからも楽しみにしてます。 (2022年5月20日 4時) (レス) @page27 id: e5accedd3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mtuzu0043 | 作成日時：2022年4月28日 17時
