#8ー19 ページ30
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A「行きます、」
涙を流しながら1歩ずつ歩を進める。
相葉『こっからだな〜…………』
櫻井『中間順位上位者達ですからね…』
その姿を見たジェシーは、目に溜めていた涙が全てこぼれ落ちた。
俯いたままみんなに向き直るA
「「「10、9、8、7、6、5、4、3、2、1」」」
ゆっくり振り返り、空を見上げたA
その先にあったのは
＿＿＿ﾋｭｰｰ……ﾊﾞﾝｯ!!＿＿＿
咲いた大輪の花を見た瞬間、Aはその場で泣き崩れた。
紛れもない"白い"花火だった。
ジェシーは大粒の涙をボロボロと零し、
樹は涙を腕でゴシゴシと拭い、
北斗はみんなに気づかれないようにそっと涙を拭い、鼻をすすった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
残り2人
エリカ「行きます」
目を伏せたまま歩き出したエリカ
中間順位では1位。
最もオオカミちゃんでは無いかと疑われていたエリカのカウントダウンが始まった。
みんなは再び手を繋ぎ、カウントダウンをはじた。
「「「10、9、8、7、6、5、4」」」
ゆっくりと振り返り、夜空を見上げるエリカ
「「「3、2、1」」」
＿＿＿ﾋｭｰｰ……＿＿＿
光の尾を引いて花火が打ち上げられる。
＿＿＿ﾊﾞﾝｯ!!＿＿＿
その瞬間、樹は天を仰ぎ、北斗と優吾は目をつぶる。
嶺亜とあいりは目を見開き、Aは目を伏せた。
せなは俯いて涙を流し、ジェシーは顔を背けた。
慎太郎は片手で顔を覆い、大我は空を見上げ続けながら涙を堪えていた。
エリカの花火の色は
"白"だった。
櫻井『まじ……？』
二宮『えっ………………』
乃々華は1人、嗚咽を漏らしながら蹲り、泣いていた。
エリカ「うそ…」
小声で言うエリカ
白い花火が打ち上がったにもかかわらず、
エリカの表情は晴れないままだった。
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美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年10月5日 12時) (
レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
萌央(プロフ) - 佐倉美月さん» コメントありがとうございます(；＿；)こんな作品ですが更新頑張るので12人の恋路を見守ってあげてください^^* (2020年2月28日 0時) (レス) id: f33adbde5d (このIDを非表示/違反報告)
佐倉美月(プロフ) - いつも楽しみに読んでます！まさかの、ののちゃん脱落。泣 復活して大我と結ばれることを願ってます！これからも頑張ってください。 (2020年2月27日 23時) (レス) id: 3552cc18bd (このIDを非表示/違反報告)
萌央(プロフ) - ミチさん» コメントありがとうございます！コメントのおかげでこれからも更新頑張れます(*^^*) (2020年2月26日 21時) (レス) id: f33adbde5d (このIDを非表示/違反報告)
ミチ(プロフ) - 更新とっても楽しみにしてます！！頑張ってください！^ ^ (2020年2月26日 20時) (レス) id: 64ad77f305 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：萌央 | 作成日時：2020年2月16日 0時
