ただいま。【浦/島/坂/田/船】

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「Aに何しとん？？」

「見ての通りだけど。この子と遊んでやろうと思って」

「アンタみたいなガキより俺らの方がこの子のこと満足させてやれんだよ」

いやいや、口が達者なのは良いけど……。27歳に対してガキ呼ばわりは流石に。

「何言うてんの、君ら大学生やろ？？いくら何でも俺、大学生よりはガキとちゃうし、むしろ君らこそAに手ぇ出すなんて早いわなぁ」

語尾の緩さに反して険しくなる優くんの表情。

……に、反してチャラ男達はと言うと、きょとん。

「……へ？」

「アンタら何歳？？」

「俺？27やけど。Aちゃんはなんぼやっけ、この前で24歳かな？」

「はぁっ、未成年じゃねぇのかよ！？」

「……はぁっ？」

いやいや。こっちが、はぁっ？だよ。

「どう見ても高校生だろ2人とも！！」

「いや、どういうことやねん！」

童顔だとはたまに言われるけれど、高校生と間違われたのは初めてだ。

「有り得ねー！俺らより年上とか！！」

「いや、有り得ねーとちゃうわ！謝れ！！」

ムキになる坂田さんに頭を下げた、何となくバツの悪そうなヤンキーくん達。

「ふぅ、撃退成功」

「あっ、ありがと……」

「しかしなぁ。子供やと思われたんは心外やわ、流石に」

「私も」

「でもおもろかったな、あいつら！！連絡先聞いときゃ良かった！」

「何言ってるの、聞かなくていいから……」

聞いてどうするんだよ、優くんよ。

「あっ、A大丈夫やった！？怪我とかないよなぁっ？？どっか触られたりしてへん！？」

「うん、大丈夫。ちょっと怖かったけど」

「良かったぁ〜。よっしゃ、そんじゃ甘いもんでも食いに行こか！」

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