第86話「順位を付けてみよう!」 ページ42
あの後復活したトッティに本気のラリアットを食らわされた。
マジで首もげるかと思った。
悶え苦しむ私を見たクソサイコパスは「イイなその顔…!」とかほざいてた。まじもう精神科が来い。
「ぶっちゃけさあA、お前この兄弟の中で一番誰が好きなの?」
「お前よくそんな事聞こうと思ったな」
「本当チョロ松兄さんの言う通りだよ。おそ松兄さんは命が惜しくないの?」
「まーまーまー。確かに俺も命は惜しいわ。
だからさ、まずこのサイコパスは取り除いて、5人の中だとどうよ?」
「……ほう」
地面に転がりながら真面目に答えてもシュールな絵にしか見えないが、まあ気にしないでおこう。
「ちょ、急にそんな大切な事聞く?!僕なんて今のでだいぶ好感度下がったじゃん!」とかトッティが騒いでるけど、大丈夫さトッティ。みんな等しく底辺だから。
「一位はモチロン俺だよね?なんてったってカリスマレジェンドだからな!」
「どっから来るんだその自信。不思議通り越して最早不愉快だよ」
「べ、べべっべべべ別に僕はそんなのどうでもいいけどね」
「雑誌の上下逆になってるよ。ベタだね〜流石どこもかしこもベッタベタ(意味深)兄さん」
「へっ…俺なんかどうせ底辺の底辺の底辺にこべり付いた糞並のレベルだから」
「うわ、久々に聞いた闇松節。そんな事ないよ〜糞じゃなくてダニくらいのレベルだよ〜」
「ハイハイハーイ!!すっげえ元気!どんだけでも走れるよ!野球大好き十四松です!!」
「お前はまず野球狂を治せ、話はそれからだ」
「ね、ねえA…さっきのこと、許してくれる?僕気が動転しちゃってて…ゴメンね?」
「ウワッあざトッティビーム初めて食らった!目が焼ける!演技だって分かってても目が焼ける!!」
これはいいレベルだ!!誰を選んでも不幸になる予感しかしない!!
アホみたいなノリで地面をゴロンゴロン転がる。
おい選べよ早くしろと訴えるような視線に突き刺されながら、それでもゴロンゴロン転がり続ける。
どうしよう。
ぶっちゃけた話、みんな大差無いわ。
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こま - シンプルに言って好きです!カラ松のちょっと病んだ系のギャップえぐすぎて口から内蔵でましたwガチ、永遠に続いてほしいです!すべてが完璧すぎてもう毎日満面の笑みで一日を過ごしています!w続き楽しみに待ってます!!! (10月25日 19時) (レス) @page43 id: aa7af232a4 (このIDを非表示/違反報告)
みみ - めっちゃ好きです!!れお願いします!!!続き待ってます!!! (8月30日 22時) (レス) id: a39746ca53 (このIDを非表示/違反報告)
桃 - 超おもろい………続き待ってます!!!! (5月20日 23時) (レス) @page43 id: 4a7b17e5bc (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - 続き待ってます···! (2022年4月7日 22時) (レス) id: a82882ac10 (このIDを非表示/違反報告)
ゆらっち - 本当にもう好きすぎます... (2022年3月27日 1時) (レス) @page43 id: ab3ad11547 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぱんこ | 作者ホームページ:
作成日時:2016年3月28日 16時