金髪君に散々貢いで貰ってたら、いつの間にか形成逆転されかけた話。【鬼滅の刃】

卌、『多幸が有らんことを』 ページ41

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確定案件だ。ヘイヘイ、俺はAだぜ、セイイェーイ。

唐突に何故某ユーチュー○ーの昔の挨拶を思い出したんだろう不思議。なんでこういう事は思い出せて肝心のところは思い出せないんだろう不思議。


だらしなく布団に寝転がった。
着ていた浴衣がはだけても関係ない。



「……………ああ、筆下ろしって言うんだっけ、これ」



はっぴーばーすでい、善逸君。君の人生は此処からがすたぁとだ。めっちゃ人生の先輩みたいな事言っちゃったよ、大して年齢変わんないのに。


……というか、普通に彼を初体験と決め付けているけど、本当にそうなのか？
何処か慣れた感じがするけど気の所為だろうか、だってここまでエスコートされた時、滅茶苦茶自然な対応だったよ？女の子慣れしてたから？前に付き合ってた子いるって言ってたし、もしかして………ワンチャンあった？











「……」

「……」

「……」

「善逸君？」

「……はい」

「………善逸君？」

「………はい」



「( 何 故 動 か な い )」



………上で記述した事はどうやら杞憂だったようだ。
彼は私を押し倒した状態で、何故か静止してしまっていた。



彼は直ぐ風呂から上がったようで、10分かそこらで部屋に戻って来た。その時にはもう私は猫被り状態だったので「お帰り、善逸君」と慈悲深い微笑みを浮かべて布団の側で正座していた。我ながら演技派な女優〜〜〜なんて。



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