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サンキューって変なスタンプと共に返信が返ってきたのを見てふぅと一息。
何だか本社で仕事をしていた時を思い出して、あれは引き継ぎちゃんとできてたっけ。あれはどうなったっけって色々考えているうちにハッとする。
「ふふ、お仕事モードのAちゃん」
「あはは…何か恥ずかしい…笑」
「素敵だよ、何だかギャップ感じた。笑」
淹れてくれたコーヒー冷めちゃう。何だか気恥ずかしさを感じながら一口コーヒーを飲んだ。
「同僚さん？仲良いんだね」
「あーまぁ…会社では毎日顔合わせてたし。月一でご飯行くくらいだし」
「それが昨日？」
「うん。でも私遠くなっちゃったから大変だなーって」
「そっか。じゃあ俺とも月一はご飯行こ？」
さっきのマップを見てどこがいいかなーってニコニコしてる亮平くん。あまりにもナチュラルなお誘いに流れでうんと言ってしまって。数秒後にえ？と声を漏らした私に彼はちょっと悪戯に笑った。
「取り消しは無しね？」
「あ…うん」
「月一なんて言わずにそれ以上でもいいけど」
「ここの営業あるのに…」
「夜なんていつでも空いてるよ」
確かこのカフェは不定休。土日は大体開けてるけど平日に一日はお休みしてるって言ってた。だから私が休みの土日に合わせてもらうのも申し訳ないなって思ったんだけど。
「連絡するね。でも1週間後だと思っててくれたら嬉しいかな」
にこっと笑った彼はもうその気らしい。
「あれ、おはよう」
「あ、舘さんだ。おはよー」
そんな話をしていたら扉が開いて宮舘さんがやってきた。私を見て不思議そうな顔をする。
「お散歩してたんだって。たまたま会ったから俺が連れ込んだ。笑」
「そう、Aさんおはよう」
「あ、おはようございます」
お散歩…間違ってないけど合ってもない。それに私は連れ込まれたらしい。飲んできて朝帰りっていうのは何故か伏せてくれた彼に心の中でありがとうと思う。別に何もしてないけどね？朝帰りってだけでなんか印象がさ、ほら。
宮舘さんは優雅に笑って挨拶してくれた。この人も何だか独特な雰囲気を持ってるな。
「朝ご飯食べてないでしょ」
「え、何で分かるの」
「阿部が俺より早く店にいるなんて珍しいから。それに髪の毛」
「あー、まぁでもストレートも似合うでしょ？笑」
「んー、Aさんはどっち派？」
「え…？」
急なフリにびっくりする。宮舘さんもまた悪戯に笑っていた。
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ぽぷら(プロフ) - お風呂場の狸さん» いつもコメントありがとうございます！また泣かせちゃった…（笑）お楽しみいただけたようで嬉しいです。寒くなってきてお仕事だとか、朝起きるのも億劫な季節ですよね。お互いに頑張りましょうね（ ; ; ）こちらこそありがとうございます！ (2021年12月19日 16時) (
レス) id: 0e689a64ff (このIDを非表示/違反報告)
お風呂場の狸(プロフ) - めちゃめちゃ泣きながら読んでいま全てを踏まえて読み返してます……ほんとに天才です最高です……今日も6時半起きで仕事なのに一気読みしちゃいました……！今週一週間も頑張れそう(;-;)とても面白かったです！ありがとうごさいます！！！ (2021年12月13日 2時) (レス) @page17 id: 0d3b8981e3 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぷら(プロフ) - aggyさん» お読みいただきありがとうございます！どうなるんですかねにやにや（笑）駆け足になりますが彼らを見届けてくださいね！コメントありがとうございます(^^) (2021年11月29日 1時) (レス) id: 0e689a64ff (このIDを非表示/違反報告)
aggy(プロフ) - コメント失礼致します！いつもお話拝見させて頂いてます。今回のお話、読んでてニヤニヤしちゃいます笑笑今後の展開楽しみにしてます！ (2021年11月27日 20時) (レス) @page50 id: 4fbf4fb7f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽぷら
| 作成日時：2021年11月26日 11時
