「あの男には気を付けて」 (ページ24)

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教えてよページ24

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「病気だと思う、」

ロンジュン「なわけないだろ」

「なんでそう言い切れるの。」

ロンジュン「僕にも経験あるから」

いつもの放課後今日もロンジュンの絵描きに付き合っていた時わたしは最近続く胸の痛みについて相談していた。
初めは「僕は医者じゃないんだけど」なんて言ってたのに経験あるってなに、、？

「…この胸の痛みを？ズキズキしてギューって締め付けられるような痛みだよ、」

ロンジュン「うん。あるよ」

「病院行った？薬がないと治らないんじゃ」

ロンジュン「だから病気じゃないって(笑)」

呆れたように笑うからわたしはムッとして「じゃあなに？」と聞くと' むしろ自分にとってはいい物じゃない？ 'って。答えになってない。

疑問を疑問で返さないで……

ロンジュン「Aはまだ知らなくていいよ。」

「なんで？」

ロンジュン「純粋で可愛いから。」

「……意味わかんない」

結局この痛みがなんなのか相談しても分かるはずがなく、ロンジュンはただいつもみたいに優しい笑顔を見せるだけだった。でもロンジュンは知ってるみたい

「じゃあ、いつかは教えてくれる？」

ロンジュン「教えなくてもそのうち分かるかもしれないけどね。」

ロンジュン「それに、その痛みを治すことは出来なくても和らげることは僕にもできるよ」

「……ロンジュンってやっぱりお医者さ、」

ロンジュン「医者じゃない！！」

この痛みの原因を知ることが今はただただ私にとって需要な気がした

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