インターン ページ10
その日はニュースが荒れていた。
「常闇くん！」
パトロール中にビルの大画面で映された映像が目に止まる。
ボロボロになって戦うデク。
その背中に女の子。
そして、ヒーローサー・ナイトアイの殉職。
「ああ…世間はその話題で持ち切りだな」
「大丈夫かな…」
出久に連絡したけど返信無し。
む、無視…？いや、出久に限ってそんなことない。
「心配で死にそう」
「友を案ずる気持ちは分かるが今はそんな暇などないぞ」
ツクヨミがそう言った瞬間、悲鳴が聞こえた。
慌てて声のしたほうへ行くと敵が小さな女の子を人質にしていた。
「来るな！！逃走用の車を用意しろ！！」
動けば女の子の命が危ない。
…んだけど
もちろんこっちにはホークスがいるわけで。
敵の背後から現れた剛翼が敵と女の子を引き離した。
「危ないもんはしまってくださいよ」
敵が握っていたはずのナイフはいつの間にかホークスの手の中。
さすが…速すぎる男。
「敵拘束します」
相棒も慣れた手つきで敵を確保。
そして女の子はというと…
「ぎゃあああ」
「いてて…」
ギャン泣きでホークスの顔を叩いていた。
あのホークスが小さい子に叩かれる光景に笑い始める野次馬たち。
大人気だもんね、ホークス。
「ちょ…痛いって…ミュアリィ！」
「え！？なに！？」
一緒になって笑う私に女の子を渡してきたホークス。
いや私も子供得意じゃないけど…！？
「え、え、どう…え！？」
泣く女の子をあやすように体を揺らすとだんだん落ち着いてきた。
「ミュアリィお母さんみたいだ」
相棒にそう言われてホークスを見ると小さな声で「俺たちの子」って言ってきた。
ホークスのファンに聞かれたら殺される。
「うざい」
「はは」
何笑ってんのこの人…ほんと人生楽しそう。
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んんん - 公開学座じゃなくて公開座学ですよ〜 (9月16日 16時) (
レス) @page16 id: f7bbaba12e (このIDを非表示/違反報告)
ちらす(プロフ) - 月姫さん» これからもだんだんデレていく轟くん登場するかも…です♡ (7月3日 17時) (レス) id: c4825176d2 (このIDを非表示/違反報告)
月姫(プロフ) - 最新話嬉しそうな轟焦凍を想像したらにやけました...！！ (7月1日 13時) (レス) @page30 id: ad0933ba75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちらす
| 作成日時：2023年3月31日 1時
