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side continuously
私は零れた涙を拭う。
そろそろ涙が止まってきた。これなら話せる…!
「図書館に紀野さんがいたとき、少しだけ運命かなって…思ったんです。」
「木漏れ日が差してて一層綺麗で…!近づけば引き込まれてしまって…。」
「私、叶わないかもと思ってたのと同時に紀野さんを好きになってよかったって思ったんです。」
「でも、私も水上さんや七海くん、のようなかっこいい人を好きになるって思ってて。私の恋なんてっ…叶わないって…そう思ってたんです。」
「砂川さんとのお話が聞こえてたのは少し誤算でしたけど…楽屋で2人になれたのがすごく嬉しくて。」
「だから、これはチャンスだって。そう思ったんです。」
"その話すごく嬉しいんだけど…カフェに来て…よかったのかな。ちょっと家きませんか、?このままだと少しカオスな現場になっちゃう。笑"
確かに号泣していた私とおろおろしていた紀野さん。第三者が見たら大変な現場になってしまう。
「そう、ですね。お邪魔させてもらいますっ。」
そう言って残っていたカフェオレを飲み干し、代金を払い外に出た。
「あのっ…。我儘言ってもいいですか?」
"んっ?私ができることなら…。"
「…手っ。繋いでもらってもいいですか?」
そういうと紀野さんはトマトみたいに顔が赤くなった。多分私も真っ赤だろう。
"いっ!、いいよ。"
紀野さんは声が少し裏声ってたけどOKしてくれた。そういうところも私の好きになった理由なんですよ…?
紀野さんの手…。すごく暖かい。私は嬉しくてつい微笑んでしまう。
とても短い時間だったけど私には長く感じてとても幸せだった。
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mer(プロフ) - おとーふさん» おとーふさんリクエスト本当にありがとうございます!面白いですか?!そう言ってもらえて嬉しいです!リクエスト承らせて頂きました!rですね。ちょっと頑張らせていただきます…!バレンタインに間に合うように頑張ります。それでは又のリクエストお待ちしてます! (2020年2月13日 7時) (レス) id: a041807c19 (このIDを非表示/違反報告)
おとーふ(プロフ) - こんにちは!読ませてもらっています!すごく面白いのでこれからも頑張ってください。リクエスト失礼します。kwkm×ymmtで、ymmtさんがチョコを渡すシーンをお願いしたいです!あ…rでも大丈夫でしょうか…?よろしくお願いします。。 (2020年2月13日 7時) (レス) id: 8a65243c48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mer | 作成日時:2020年2月6日 19時