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第3話 ページ29

エースサイド


「よう、サボ」




「おはよう、エース!俺はもう、ひと盗みしてきたぜ!」


サボが包みを広げるとそこには大量のお宝ががあった。




「すげェな……この量…」


「だろ!あと…どれくらいだろうな?」





俺とサボは数年前から海賊になるための貯金、


いわゆる「海賊貯金」をしている。





だいぶ溜まった。


でも、まだまだ足りない…海賊になるには…。




「ところで女の子は?目覚めたか?」


「…あいつならさっき目を覚ました」




「そっか!目を覚ましたのか!良かったー!」




「…………」


「なんだよ、エース。あ!今度そいつに会わせてくれよ!」





「は……?」




「なんであんなところに倒れてたのか気になるし……」




確かに……。




「な?いいだろ?」



「……わかった。今度連れてくる」

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作者名:いろぺん | 作成日時:2019年3月10日 11時

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