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帰りの会が終わり放課後になった時、俺は教室を飛び出て隣のクラスへダッシュをし毎度お馴染みの二人を呼びに行った。
「まぁゆ〜!!ふわっち〜!!」
「明那声大きい、」
「んは、あきにゃ機嫌めっちゃええやん今日」
教室に着くなり二人の名前を呼びながら手をぶんぶんと振る、どうやら二人も相変わらずの調子な様子。
「だってだって、今日新作の飲み行くし!俺待てないからはよ行こ!!」
早く早くと二人を急かせば、「はいはい」なんて笑いかけながら歩き始める。いやもうね、やっぱ俺達なんよ。
「それで、今日どうだったの」
目的地へ色々なことを駄弁りながら歩いて向かっていると、まゆが俺の方を向いて問いかけてきた
「んー?いやもう勿論今日も激かわだった!!」
「かわええのは当たり前やろ、何かあきにゃ機嫌いいしええもん見たんじゃないん?」
どうやら二人にはもうバレバレらしい、そうだ。今日俺は機嫌がいい。
「いやさ、聞いて??今日ね、購買でスイーツ何買うか悩みながら選んでるとこ見たの、うーんみたいな感じでさ!!まじ可愛すぎて気絶するかと思った俺」
「え、なにそれ見たかった」
「は?俺も見たかったんやけど、絶対可愛いやん」
オタク特有の早口みたいな感じでまゆとふわっちに話してみれば二人は見たかった、と後悔して絶望みたいな顔をする。
心の中で最高…と噛み締めてみれば二人がじっと俺の方を見て来る。嫌だってね、見れちゃったんやもん。見てなかったふわっちとまゆが悪いってこればかりは!!
「いや〜でも、想像するだけでも結構クるな。さすがやわ…」
「まああの可愛さだもんね、想像しただけで幸せになれる」
「いやまあそれはわかる!!俺らのAちゃんはまじで高嶺の花みたいな存在よ…」
この通りもう気づいた人はいるだろう。
そう、俺ら3人は全員あのAちゃんに釘付けなのである。まあ話したことはないんだけども。だけど!!見てるだけで満足ってあるじゃん、そういうのよ。
そんなこんなでお目当ての飲み物も買い、そろそろ日も暮れるだろうから家に帰ろうという流れになった、のだが。
「Aちゃんも今頃家でゴロゴロしとんのかなぁ、、って」
「あれ、不破くんどうかした?」
ふわっちの様子がおかしく、俺も不思議に思って聞いてみると片手に持っていたスマホの画面を俺らに見せて来る。
「Aちゃん、位置情報まだ学校なんやけど」
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ふゆき(プロフ) - にゃーちゃんさん» っ!?!?有り難き御言葉です……!!ありがとうございます!!頑張ります〜〜! (2023年2月24日 1時) (レス) id: c0963f493a (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - わぁお…好きです(急な告白)ほんっつっっっっっっっっとにめちゃくちゃ好みです!!!更新楽しみにしてます!頑張って下さい!(〃>ω<〃)ゞ (2022年11月26日 19時) (レス) @page11 id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆき(プロフ) - 翠さん» マジですかめっちゃ嬉しいです、、!!更新頑張っていきますのでお楽しみに!! (2022年11月13日 1時) (レス) id: c0963f493a (このIDを非表示/違反報告)
翠(プロフ) - めっちゃ好きです刺さりました、、、更新気長に待ってます!!! (2022年11月9日 12時) (レス) @page10 id: 375689edf5 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆき(プロフ) - 琥珀さん» そう言って頂き光栄です…!!正座待機して気長に待っててください!更新頑張ります!! (2022年9月26日 14時) (レス) id: c0963f493a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふゆき | 作成日時:2022年9月22日 19時