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不意に聞こえてきた声に少しびっくりしながら恐る恐る後ろを振り返ってみることにした私はその声の主を確認するとさらに驚きが隠せずその場に硬直してしまう。
彼の事はもちろん知っている、私と同じクラスの三枝明那という男子である。赤いメッシュが特徴的であり周りからの人気もあって…
でもしかし、なぜこの男が現れたのかがわからなかった。
彼は人気者、そして同級生だと言うのに実は私たちは1度も話したことがないのだ。まぁズバリ接触したことがないのだが…なぜそんな彼がここにいるのだろうか。
そんな事を考えながら、私は彼に声をかけられたため返事をするしかなかった。
『、何しに来たの？』
「いや、その… 一回落ち着かない？」
充分落ち着いてるけどな、なんて心の中で返事をする。今この時間は先生も生徒も全員いないはず。なのにどうしてここに彼が来たのだろうか。またなぜ私がここにいることがわかったのだろうか。
『…私はもう疲れたの、止めても意味ないよ』
少しため息をつきながら彼にそう冷たく言い放つ。自分でもけっこうな低い声が出たと思っている、これだからクラスのみんなは誰も私に近づこうとしないのだ。
「いやいやいやいや、止めるななんて無理なお願いでしょ！！とりあえず場所変えない？そこ立ってるとすぐに落ちていっちゃいそうでめっちゃヒヤヒヤするんだけど！」
彼は私のことをお構いなしに話しかけてくる。冷たく言い放ったはずなのにどうして何も気にしていないかのように話しかけるんだろう。
彼は私に近づくと狂犬を扱うかのように恐る恐る震えた声でこっちにおいで、なんて言ってくる。
でも真剣な目をしていたことを私は気づいてしまった。まっすぐな目で私を身構えている、かのように見えた。
『じゃあ、一回だけね』
適当に話をつけたら彼を家に帰らせてその時また飛び降りればいい、私はそう思った。とりあえず話を流しておけば彼は私が飛び降りることを諦めたと思ってきっと帰ってくれるだろう。
「はぁぁぁ…よかった、！！めっちゃびっくりしたんだけど…えっと、Aちゃんだよね？なんで飛び降りようとしてたの…？」
彼は安心したかのように深く息を吐いた、私の名前を呼ぶ彼はなんだかすごく優しい声色をしていて。私になぜ飛び降りようとしていたのかと言う理由を聞こうとする声も何故か優しかったのだ。
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ふゆき(プロフ) - にゃーちゃんさん» っ！？！？有り難き御言葉です……！！ありがとうございます！！頑張ります〜〜！ (2023年2月24日 1時) (
レス) id: c0963f493a (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - わぁお…好きです(急な告白)ほんっつっっっっっっっっとにめちゃくちゃ好みです！！！更新楽しみにしてます！頑張って下さい！(〃>ω<〃)ゞ (2022年11月26日 19時) (レス) @page11 id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆき(プロフ) - 翠さん» マジですかめっちゃ嬉しいです、、！！更新頑張っていきますのでお楽しみに！！ (2022年11月13日 1時) (レス) id: c0963f493a (このIDを非表示/違反報告)
翠(プロフ) - めっちゃ好きです刺さりました、、、更新気長に待ってます！！！ (2022年11月9日 12時) (レス) @page10 id: 375689edf5 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆき(プロフ) - 琥珀さん» そう言って頂き光栄です…！！正座待機して気長に待っててください！更新頑張ります！！ (2022年9月26日 14時) (レス) id: c0963f493a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふゆき | 作成日時：2022年9月22日 19時
