2：取引 ページ2
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支払いの手続きを済ませる為に、俺はある一室に案内された。長い廊下を真っ直ぐ進んである大きな部屋に、買い取った4人とこのオークションのオーナーであろう男が立っている
「この度はご購入ありがとうございます！しかし一人に10億など、いいのですか？」
「その質問に答える義理はない。いいから取引を…」
そう言ってソファに腰を掛ければ、チャキッと後で銃を構える音。正面には嗤うオーナー
「……何のつもりだ？」
「元よりコレを貴方に渡す気は無いんですよ。コレ等は戦闘能力も申し分無い。そんな奴等が貴方の元についたら危機ですので」
「なるほど。そういう了見か」
呟くと同時、俺は後ろの奴の額に銃口を当て引き金を引いた。血を出すと処理がめんどくさいから嫌なのだが、別に掃除するのは俺じゃないからいい。
オーナーは撃つと思ってなかったのか、唖然と口を開ける。
「なッ…殺すのは違反だ！お前はそれを分かっているのか！！」
確かにこのオークションでは支配人を手にかける事は禁止されている。それに伴って荷物検査や身体検査を厳重にしているのだが、俺からしてみれば緩い
ジャケットの内ポケットも調べないなんてただの馬鹿かアホだろ。
俺はもう一度腰かけて足を組む。
背凭れにおっかかりながら俺はオーナーを睨んだ
「そっちから先に仕掛けてきたから正当防衛。それとも何だ？違反者をここで殺すか？」
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-naki-(プロフ) - Zero0007Seiryuuさん» 更新はあまり出来ませんが、これからもよろしくお願いします。コメントありがとうございました (2018年1月18日 11時) (
レス) id: 51c4e75278 (このIDを非表示/違反報告)
Zero0007Seiryuu(プロフ) - コメント失礼します！とても好きです！続き楽しみにしております<(_ _*)> (2018年1月18日 11時) (レス) id: cdcd27939b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：-naki-
| 作成日時：2018年1月13日 16時
