狗巻くんが大好きな女の子のお話のその後

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狗巻side


狗巻｢ツナマヨ〜…………？｣



寝てる……？



Aの前に立つと、小さく寝息をたてながら椅子で寝ていた。




僕はゆっくり、Aを抱えてベッドに寝かせた。
ギシッと軋む音が部屋にかすかに響く。



狗巻｢……ツナ、すじこ｣



サラサラなAの髪に触れる。
……僕と、同じおいがする。不思議な感じだ。




『ん………………っ、』




狗巻｢っ！！｣




『…………と、げ…………？あがった、のぉ〜？』




狗巻｢しゃ、しゃけ！｣



『…おかえり〜、髪、かわかして、あげる〜』



狗巻｢お、おかか…高菜｣



『…んー、せっかくだから、かわかしたいよ〜』



すごく眠そうな表情で言われても…。
Aは今日は任務もあったし、こんな状況だ。ゆっくり休んで欲しい。



狗巻｢おかか｣



『えぇ〜…………だめ？』



狗巻｢っ、｣



Aは多分無意識だと思うけど、少し上目遣いだ。
それに、傍から見れば泣いている。




狗巻｢……お、おか、か…｣



『まって……』




狗巻｢！？｣




服の裾を引っ張られた。
急、だったためバランスを崩した。




『とげ………＿＿＿＿＿＿＿』




狗巻｢つ、つな…！｣




ギシッとベッドが軋んだ

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