狗巻くんが大好きな女の子のお話

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『あ、狗巻くーん！おっはよーーーう！！』



手を振りながら、ダッシュで狗巻くんのところに向かい飛びつ……いや、抱きつく。



狗巻｢ツナマヨ！？｣



ドンッと倒れる。


狗巻くんの髪が乱れ、顔が少し赤い。
そしてなにより、普段隠れている口元が少しだけみえている。
……あれ？これ、私が押し倒してる感じになってる？



『……へへ、狗巻くん。今日も可愛いね！』



狗巻｢お、おかか！高菜！｣



『え、可愛くない？退いて？えー、やだよ。こんなチャンス二度とな"ッ｢なに棘のこと襲ってんだ｣真希ィ……』



パンダ｢いやー、相変わらずよね。｣


頭に拳が降りてきた。んー、微妙に痛い。
地味に手加減してくれてる。ウン、地味に。




『えへへへ、狗巻くんかわいいー！付き合って！！』
狗巻「お、おかか！」



禪院｢早く退いてやれ。嫌われんぞ｣
『それはヤダ！！！！』



秒で離れた。
……もう少し、あの角度で見ていたかったなぁ。



禪院｢ったく…。
早く特訓すんぞ。｣



『あーい……』



真希ちゃんとの特訓は、ハードでキツイけど、身につくし無駄とは一切思わない。
別に2人きりじゃないし、狗巻くんもパンダもいる。だから、実の所は楽しい方が勝ってる気がする。

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