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Aside
それからちょっとしたある日。
｢あ、Aちゃん！｣
『あ、ハル君。1人？珍しいね』
いつもなら、ユヅ君といるイメージだったけど
遙日｢へへっ、まぁね。
Aちゃんは？今からお昼？｣
『うん、そうだよ』
遙日｢一緒にいい？｣
『うん、いいよ』
＊＊
遙日｢え？Aちゃん、今日これだけ？｣
『う、うん…』
遙日｢すっごい、失礼なこと聞くかもしれないけど…もしかして、ダイエット中とか？｣
『そう、なんだぁ』
遙日｢やっぱり！え、でもなんで急に？｣
『…この前、雑誌の撮影の時に本物のモデルさんが撮ってるところみたんだよね？』
遙日｢うん！見たよ！｣
『その時にね…明謙が、綺麗な人だった！って言ってて…』
なんだかんだ、ハルくんは私が明謙を好きなことを知っている。
多分、ユヅくんも殿くんも。
遙日｢え？明謙が？｣
『うん…どうだった？って聞いた時に、そう言ってた』
遙日｢(はぁ……明謙なに言ってんだよ……)｣
『だから………痩せたら……少しでもマシになるかなって思って』
遙日｢…明謙は、そんなこと気にしないと思うけどね｣
『そう、かな………』
遙日｢そうだよ。
………まぁ、止めはしないけど無理はしないでね｣
『う、うん…あ、あのね、この事は明謙には秘密でお願いします』
遙日｢うん！当たり前じゃん！｣
…よかった。
ハル君は、ああ言ってくれたけど…やっぱり、痩せないとダメだ……
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空麦 - 面白かったです！ (2019年10月6日 2時) (
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