6話ですよ ページ7
夜side
あれから、お店を出てAさんと一緒に帰っているのだけれど……
夜「…なんで俺が内側にいるんでしょうか」
『なんでって…危ないからだよ！
それに、私は先輩だからね！』
夜「いやいやいやいや…」
普通こういうのって男が外側行くよね…
『夜くんに何かあったら大変だからね！まぁそんなこと滅多にないけど』
夜「こっちのセリフなんですけど…」
『ふふふ』
夜「…やっぱり俺が外側行きます」
『あっ、夜くんちょっと！』
夜「もー、先輩も女の人なんですから！」
『えーー』
夜「えーーじゃないです」
『夜くんマジでママ』
夜「もう……かっこつけさせてくださいよ」
『格好つけなくたって、夜くんはかっこいいよ』
夜「あ〜〜もう、不意打ちずるいです」
『なんのこと？』
夜「な…なんでもない…です…」
『……そういえば夜くん』
夜「…なんですか？」
『そろそろ、その敬語やめない？』
夜「え…？」
『なんか距離感じるなーって思って』
いやいや…仮にも先輩だし…
『たかが1年早く生まれただけなんだよ？敬語なんて使わなくていいよ』
夜「でも…」
『大丈夫だから、ね？ほら』
夜「わ、わかりま……わかった…？」
『そうそう！少しずつで大丈夫だからね！』
……なんだか安心した
Aさんも気にしてくれてたんだ。
俺の一方的な想いで、どうでもいいと思ってたけど、そんなことなかったんだ
『あ、もう一つ。
もう、名前にさんなんて付けなくていいよ』
夜「いや！！！それは流石に…！」
『んー…流石に難しいかなぁ…』
夜「そ、それだったら、俺こそ夜でいいですよ」
『夜』
夜「はぁぁぁ……」
『よ、夜くん！？どうしたのいきなりしゃがみこんで…』
ずるすぎる……なんでそんな簡単に言えるの……
『あ、照れてる？可愛い』
夜「可愛くいですぅ……」
『ははは、また夜くんの可愛い1面が見れた』
夜「できればかっこいい1面を見せたかったです…」
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伊音 - 夜空ぽむさん» 可愛いですよね…！ありがとうございます、頑張ります！ (2017年5月19日 11時) (
レス) id: 3c0efacf75 (このIDを非表示/違反報告)
夜空ぽむ - 夜君のおどおどした、感じが堪りません・・・！これからも、頑張って下さい！！ (2017年5月17日 10時) (レス) id: d0cef35fcc (このIDを非表示/違反報告)
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