コーネリウス・ファッジ01 ページ40
「セレナ、セレナ！起きなさい！」
「ハー...マイオニー……？」
「こんな所で寝て風邪ひくわよ！それにハリーと一緒に寝てただなんて、貴女たち何かあったわね？」
体を揺さぶられ起き上がると、仁王立ちして腕を組んでいるハーマイオニーと目が合った。
呆れと怒りが入り交じったその瞳は、ちゃんと聞くまでは許さないと言っていた。
セレナはとりあえずハーマイオニーを宥めると、ロンも揃ってから話すことを約束した。
ここからは、自分たちの友達を助けるために真実を暴きにいくのだからーーー。
「ーーーってことで、この日記には《トム・リドルの記憶》が封印されていて、彼の視点からはハグリッドが秘密の扉を開き、怪物を世に放った犯人とされていたの」
「たしかにハグリッドは
思い出されるのは、一年前の数ある出来事のひとつ...。
謎の商人から賭けで貰ったドラゴンに、賢者の石の番人のフラッフィー。どれもこれも凶暴で大柄で、思い出した四人は乾いた笑いしか出なかった。
「じゃあ故意で開けたわけじゃ無いけども、秘密の扉を開けて生徒たちを危険に晒したってこと？そんなお粗末な話なら、ダンブルドア校長が手を打ってるはずだわ」
「もし前回のもハグリッドが飼ってた怪物のせいじゃないとしたら、何も解決してないことになるぜ？」
セレナとハリーも二人の話に同意するように頷くと、これからの目的を話し始めた。
「そう、だから真実を確かめに行く。リドルの見せたものが本当なのかどうか」
「でも、普通に聞くなんて失礼な事はしない。私たちで裏を取るのよ。ハグリッドが白だという証拠を私たちで見つけましょう」
四人が方針を決めてから数日がたった。
なんの証拠も見つけられない日々が続き、
さらに、セレナたち二年生にとって重要な選択を迫られる事になったのだ。
「私たちの進路に関わることよ！貴方たち真面目に考えるのよ」
ハーマイオニーは新しい科目リストを掲げ、ハリーとロンに言い放った。
ハリーは苦笑し、ロンは嫌そうな顔を浮かべた。
三年生で選択する科目を決める日が来たのだ。
ハリーは魔法薬学をロンは闇に対する防衛術を辞めたがっていたが、既に学んでいる教科については必須科目となっているため出来ないのだと、マクゴナガルも言っていた。
ネビルは親戚の人達にアレコレと勝手に意見を言われ混乱していたし、ディーンは杖の指し示した科目に決めていた。
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レン(プロフ) - 葵さん» 葵さんコメントありがとうございます！コメント頂けるだけで励みになります✨️GW明けたので更新頑張っていきます！ (5月8日 7時) (
レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
葵 - とっても面白いです！更新頑張ってください！（文章短くてすいません） (5月6日 20時) (レス) @page34 id: 20e1982af2 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - みーさん» みーさん、コメントありがとうございます！これからも執筆頑張ります！！ (5月1日 7時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
みー - むちゃくちゃサイコーです！ (4月29日 20時) (レス) @page32 id: 3d403f2132 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - レイさん» レイさん、コメントありがとうございます！出来るだけ違和感が出ないようにと心掛けてるので嬉しいです☺️これからもよろしくお願いします！ (4月24日 6時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レン | 作成日時：2023年3月18日 7時
