検索窓
今日:38 hit、昨日:349 hit、合計:266,742 hit

真夜中の決闘01 ページ39

「ねぇ、セレナ。貴女《お知らせ》を見た?ついに木曜日に飛行訓練が始まるの。それも…スリザリンと合同!」

談話室のソファでセレナがのんびりと《東洋の解毒剤》と書かれた本を読んでいると、何やら興奮したような声でハーマイオニーが言った。
セレナは目をぱちくりと瞬かせると、パタンと本を閉じてハーマイオニーに向き合った。その表情は《とてもワクワクしてます》といった様子だ。

「へぇ、そうなの。飛行訓練なんて最高じゃない」
「…もしかして貴女、箒で飛んだことあるの?」
「え?無いけど…なんで?」
「怖くないの?だって空よ?」

もう不安で不安でいっぱいですと言った表情のハーマイオニーは、同じく箒に乗ったことの無いセレナの自信がどこから来るのか不思議に思った。

「だってマグルも憧れる箒で空を飛ぶ事が出来るのよ?楽しそうじゃない」
「なるほど…それはそうね」

セレナの言葉に少し落ち着いたハーマイオニーは、漸くセレナの隣に座って教科書を開きいつも通りの姿に戻った。

どうやらグリフィンドール生に対して、あの《お知らせ》は色んな意味で人を狂わすようだ。

ハリーとロンはドラコの語る飛行術の自慢話に鬱々とし、ハーマイオニーは図書室で借りた《クィディッチ今昔》を読み込んではネビルに懇々と語っていた。
さらには魔法族出身の生徒とマグル出身の生徒とで、大論争が起きた。
クィディッチとサッカーやバスケットボール、どちらが楽しいのかといった、セレナにとってあまりにも興味のない論争だ。

そして、飛行訓練当日。ハーマイオニーが先に行くと言うので、ハリーとロンとで朝食を食べていると、ふくろう便が各自に届いた。

皆に手紙やら小包やらが届く中、ハリーとセレナだけは何も届かなかった。ハリーに関しては、ハグリッドからの手紙以降何も届いていない。
ドラコはそんなハリーに対して見せびらかすように、家から送られてくるお菓子をスリザリンのテーブルで得意げに見せ、セレナには何故かそれを特別に分け与えていた。

ドラコ曰く「君は僕をちゃんと見てくれそうだから」らしい。

その姿を見ているハリーとロンは良い顔をしなかったが、別に彼と喧嘩してるわけでも嫌いあってる訳でもないため、有難く受けとっている。

真夜中の決闘02→←魔法薬の先生08



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (130 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
454人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

レン(プロフ) - 潤華さん» 潤華さん、初コメありがとうございます!お褒めの言葉嬉しいです☺️引き続き、応援よろしくお願いします! (2月5日 7時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
潤華 - とっても面白いです!!!♡♥ (2月4日 20時) (レス) id: 9eceefbc71 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - カケオレさん» コメントありがとうございます!この時代にもニュートが居たので是非からませたいと欲望が出てしまいました笑今後も出てきますので楽しみにしててください! (2023年3月20日 21時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
カケオレ - ニュートが出てきた瞬間叫んでしまいましたよ (2023年3月20日 7時) (レス) @page11 id: 1b32a494c8 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - †NANA†さん» ご指摘ありがとうございます!遅ればせながら修正致しました(^^) (2023年2月10日 20時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:レン | 作成日時:2022年7月3日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。