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物語の始まり04 ページ4

セレナとの約束通り、七月に入り年度休暇を得たセブルスは二人でダイアゴン横丁へと足を運んだ。

二人はまず、彼女の母、ローズが残した遺産を元手にするためにグリンゴッツ魔法銀行へ向かった。

「セレナ、この鍵をゴブリンに渡して自身の名前を伝えろ」
「え!父上はついてきてくれないのですか?」
「…これも経験だ。毎年我輩と共に行くというのかね?お前は生徒となるのに、教員と共にしか行けないと友人にでも言う気か?」
「…わかりました、行ってまいります」

中までついて行く気は無いと言いきるセブルスに、セレナは渋々と受け入れたが、なんとなく着いてきたくなかった理由が分かった。

「父上はこの絶叫マシンで叫ぶ姿見られたくなかったから来なかったんだ!」

ゴブリンと共に乗ったトロッコを降りると、とある扉の前に案内された。
どうやらここが自分の金庫のようだ。
ちょっとしたドキドキを胸に抱えながら鍵を開け扉を開くと、その眩しさのあまりに目が眩んだ。

「どれも(ガリオン)ばかりじゃない!母さんってば何者…?」
「セレナ・ウィンクルムの金庫はこれと同様のものがあと六つあります」
「嘘でしょ!?…何だか使うのが怖くなってきたわ」

セレナは小袋に詰めるだけ詰めて早々と外に出た。


次に向かったのは《マダム・マルキンの洋装店》そこでは陽気なマルキンさんが出迎えてくれた。
ローブに制服、そして私服も三セット揃えて購入した。
制服を来た時にセブルスは少し感慨深い表情を見せたが、セレナの「首元ゆるめちゃダメ?ネクタイって少し窮屈ね」という言葉に目をキッと吊り上げたので、どうやら着崩すスタイルはNGなのだとセレナは肩を竦めた。

店を出てそこからは淡々と、ホグワーツから届いた手紙に書かれているものを購入していった。
《ポタージュの鍋屋》で鍋を買い、ついでに《薬問屋》で魔法薬学用の材料を買う。
この薬問屋では、セブルスが物珍しい材料は無いかと物色しだし、あれもこれもと手紙に書かれた内容以外のものまで購入した為、ほかの店よりも少し長くいた。

《フローリシュ・アンド・ブロッツ書店》では教科書以外の本も買い占めた。セブルスもセレナも知識を得るのが苦ではないからだ。

そして遂に、あの《オリバンダーの店》に来た。
セブルスは長くなるだろうからと早々に店を出て、何処かへと行ってしまった。
その後ろ姿を少し寂しそうに見つめたが、気を取り直してオリバンダーに声をかけた。

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レン(プロフ) - 潤華さん» 潤華さん、初コメありがとうございます!お褒めの言葉嬉しいです☺️引き続き、応援よろしくお願いします! (2月5日 7時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
潤華 - とっても面白いです!!!♡♥ (2月4日 20時) (レス) id: 9eceefbc71 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - カケオレさん» コメントありがとうございます!この時代にもニュートが居たので是非からませたいと欲望が出てしまいました笑今後も出てきますので楽しみにしててください! (2023年3月20日 21時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
カケオレ - ニュートが出てきた瞬間叫んでしまいましたよ (2023年3月20日 7時) (レス) @page11 id: 1b32a494c8 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - †NANA†さん» ご指摘ありがとうございます!遅ればせながら修正致しました(^^) (2023年2月10日 20時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レン | 作成日時:2022年7月3日 9時

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