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組み分け帽子03 ページ25

「難しい、非常に難しい...。勇気に満ちているし頭も悪くない。才能もある。...なるほど、自分の力を試したいという素晴らしい欲望もある。」

「スリザリンは嫌だ...。スリザリンは嫌だっ...!」

「...スリザリンは嫌なのかね?君は偉大になれる可能性があるんだよ。全ては君の頭の中にある。スリザリンに入れば間違いなく偉大な道が開ける」

「偉大になんてならなくていい!僕はロンと...セレナと楽しく過ごしたいだけなんだ!」

「...嫌かね。よろしい。君がそう確信しているならーーー」




ーーー数分が経過した。
帽子とハリーは何やら話し合ったあと、帽子は漸く答えを導き出した。


「グリフィンドール!!!」


帽子の言葉に、ハーマイオニーがいたテーブル一列がワッと盛り上がった。
まるで今から祭りが始まるようなそんな騒がしいテーブルに、ハリーは嬉しそうな笑みを浮かべて溶け込んで行った。

グリフィンドール生の歓声が落ち着き、新入生の組み分けが再び行われた。

セレナは壇上の奥の方に座るセブルスをじっと見つめた。
スリザリンでもグリフィンドールでも良いと思っていたセレナだったが、やはり気がかりなことがあった。

《何故、母は私を置いてまでハリーを守ったのか》

その真実を知るためには、母の軌跡を辿る他術がないような気がして、セレナはセブルスを見ると少し悲しそうな目をした。

セブルスもまた、同じような目でセレナを見ていた。
しかし彼は確信していた。
彼女は確かに我が寮に相応しい。けれども同時に両親に似て、勇猛果敢で誰にでも手を差し伸べることが出来る優しい心を持ち合わせているということをーーー。



「ウィンクルム・セレナ」

遂にマクゴナガルがセレナの名前を呼んだ。
セレナが前に出ると、周りの人達が色めきたつような声を上げて彼女に注目した。

ダークレッドのサラサラした短い髪は彼女の存在を際立たせ、ブルーグレーの大きな瞳は真珠のように輝き、整った顔立ちとピンと張った背筋はそれらを一層美しく纏めていた。


壇上に上がり椅子に座って帽子をかぶると、耳から声が聞こえた。

「よく来た、ウィンクルムの子よ」

「こんにちは、組み分け帽子さん。貴方は私をどの寮に振り分けたいの?」

「ふぅむ...君には真実を知りたいという野心もある。また勉学の才もあり、仲間を大切にできる優しさもある。難しい、とても難しい」

「組み分け帽子さん。もし何処でもいいと言うのなら私はーーー」

「良かろう。それでは君の寮は…」

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レン(プロフ) - 潤華さん» 潤華さん、初コメありがとうございます!お褒めの言葉嬉しいです☺️引き続き、応援よろしくお願いします! (2月5日 7時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
潤華 - とっても面白いです!!!♡♥ (2月4日 20時) (レス) id: 9eceefbc71 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - カケオレさん» コメントありがとうございます!この時代にもニュートが居たので是非からませたいと欲望が出てしまいました笑今後も出てきますので楽しみにしててください! (2023年3月20日 21時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
カケオレ - ニュートが出てきた瞬間叫んでしまいましたよ (2023年3月20日 7時) (レス) @page11 id: 1b32a494c8 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - †NANA†さん» ご指摘ありがとうございます!遅ればせながら修正致しました(^^) (2023年2月10日 20時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レン | 作成日時:2022年7月3日 9時

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