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九と四分の三番線05 ページ20

「僕、ロン・ウィーズリー」
「ハリー・ポッター」

ハリーの自己紹介に、ハーマイオニーが反応した。
彼女曰く、どうやらハリーの事は参考書に載っているらしい。
ハーマイオニーが少し頬を染めてセレナを見ると「あ、貴方は?」と少し緊張したように尋ねてきた。

「私はセレナ・ウィンクルム。よろしく、グレンジャー」

「ハーマイオニーでいいわ!よろしく!」

セレナが手を差し伸べると、ハーマイオニーは嬉しそうに笑ってその手を握り返した。
セレナはそんなハーマイオニーの様子に「もしかして...」と神妙に問いかけた。

「あー...ハーマイオニー?勘違いしてたら申し訳ないんだけど、私、男の子じゃないからね?」
「えっ!?...あ、その、ごめんなさい。勘違いしてたわ。あっ、でも貴女と友達になりたいと思ってるのは本当よ?」
「それなら大歓迎。改めてよろしく!」

挨拶もそこそこにハーマイオニーは立ち上がると、すました顔でセレナたちーーー主にハリーとロンーーーに言った。

「じゃあ私、もう行くわ。もう少しでホグワーツに着くみたいだから貴方たち着替えた方が良いわよ。セレナは着替える場所あるの?」
「大丈夫、あてはあるの」

ハーマイオニーが出ていくと、三人は彼女の言うとおり着替えることにした。
ロンとハリーがトランクから制服を取り出すも一向に出ていく様子もないセレナに、ハリーがおずおずと声をかけた。

「セレナ、あの...着替えたいんだけど。セレナは何処で着替えるの?さっきあてがあるって言ってたけど」
「あぁ、ごめん。私がいるから着替えられないのよね...ちょっと待ってて」

セレナは自分のトランクを開けると、その中に片足を突っ込んだ。
何をしてるの!?と叫びそうになった二人だったが、その足がスルスルとトランクの中に入っていくのだから、二人は顎が外れそうなほどあんぐりと口を開いた。

「二人とも、着替えたら呼んでね?」
「わ、わかった。行ってらっしゃい」


そこから十数分ーーー。
スカートに身を包んだため、これなら男の子と間違えられることは無いだろうと思いながらも一向に呼ぶ声が聞こえないため、セレナは恐る恐るトランクを開いた。

すると何やら言い争っているのか怒号がする。しかも、ハリーたち以外に知らない声が数人...。
巻き込まれたくもないが、年上相手だったりしたらハリーたちが危ない。

セレナは杖を構えてトランクから飛び出した。

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レン(プロフ) - 潤華さん» 潤華さん、初コメありがとうございます!お褒めの言葉嬉しいです☺️引き続き、応援よろしくお願いします! (2月5日 7時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
潤華 - とっても面白いです!!!♡♥ (2月4日 20時) (レス) id: 9eceefbc71 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - カケオレさん» コメントありがとうございます!この時代にもニュートが居たので是非からませたいと欲望が出てしまいました笑今後も出てきますので楽しみにしててください! (2023年3月20日 21時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
カケオレ - ニュートが出てきた瞬間叫んでしまいましたよ (2023年3月20日 7時) (レス) @page11 id: 1b32a494c8 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - †NANA†さん» ご指摘ありがとうございます!遅ればせながら修正致しました(^^) (2023年2月10日 20時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レン | 作成日時:2022年7月3日 9時

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