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物語の始まり02 ページ2

「なんという事じゃ…」

ダンブルドアは、校長室にて届けられた手紙を読んでは頭を抱えていた。
手紙の内容には、変えられなかった未来の話と送り主である娘の話、そして送り主自身の犠牲ともとれる動向が綴られていた。

「ローズ、君は賢く優しいが故に…残酷じゃ」

送り主…ローズの死を嘆いていると、バンッと勢いよく扉が開かれた。
そこには涙で濡れた頬を隠さず怒りと困惑を抱えた表情で現れたセブルス・スネイプの姿がそこにあった。

「校長!これは一体どういうことですか!!」
「リリーだけじゃなくローズまでも!」
「何故ローズがあそこにいたんだ!リリーも守ってくれると約束したじゃないですか!!」

矢継ぎ早にセブルスはダンブルドアに対し詰め寄ると、ダンブルドアはゆっくりと首を振りローズからの手紙の中から数枚差し出した。
それをセブルスが荒々しく手に取り読み始めると、まるで見たことも聞いたことも無い生物に出会ったような...驚きと戸惑いが混ざったような目で、静かにダンブルドアを見つめた。

「…ローズから《決してリリーに穢れた血だと言わないで》と…。あの時は言うわけないだろうと彼女をバカにしていましたが、言ってしまったんです」
「それに《聞いてはいけない真実は話さないで》と、言われたことがあります。それが、もし、予言のことであったならば…」


それは懺悔とも取れるような話し方だった。


「彼女が…ローズが死んでしまったのは、我輩が、彼女の忠告を無視したからッッ!!」
「それは違うぞ、セブルス。…それは違う」

そう、ここで肯定してしまってはセブルスの心を壊してしまう危険性があった。
そのため、ダンブルドアは嘘を吐いた。
彼もまた、優しく残酷な人だった。

「セブルス。儂が思うに、ローズもまた能力によって支配され悲しい未来を辿ることになったのじゃ。故に、彼女は娘を一人遺してしまっている。とても、悲しいことじゃ。そこでお主に話がある」

「…なんなりと」

「この手紙に書かれている通り、ローズには一人娘のセレナがおるらしい。…そこでじゃ、セブルス。セレナがこの学校に通うことになるまで、彼女の保護者として守るのじゃ。このままセレナが何も知らないままマグルの世界で生きていると、デスイーターに狙われてしまう。そうなると、また暗黒の時代がやって来てしまう」

「…我輩に彼女の娘が育てられるとでも?」

「育てるのじゃ。セブルス、お主もまた彼女を通して未来(さき)を見るのじゃ」

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レン(プロフ) - 潤華さん» 潤華さん、初コメありがとうございます!お褒めの言葉嬉しいです☺️引き続き、応援よろしくお願いします! (2月5日 7時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
潤華 - とっても面白いです!!!♡♥ (2月4日 20時) (レス) id: 9eceefbc71 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - カケオレさん» コメントありがとうございます!この時代にもニュートが居たので是非からませたいと欲望が出てしまいました笑今後も出てきますので楽しみにしててください! (2023年3月20日 21時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
カケオレ - ニュートが出てきた瞬間叫んでしまいましたよ (2023年3月20日 7時) (レス) @page11 id: 1b32a494c8 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - †NANA†さん» ご指摘ありがとうございます!遅ればせながら修正致しました(^^) (2023年2月10日 20時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レン | 作成日時:2022年7月3日 9時

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