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熱が入ってしまった自覚があるようで、涼太は素直に謝ってしゅんとしている。
とはいえ、俺も自分からキスしたり抵抗しなかったりしたので同罪な気もする。
nb「…こういうのは家でしかやらないようにしてよ」
dt「翔太…それって家だったら何をしても許してくれるってこと？」
涼太はそう言って俺の顔を覗きこみながら聞いてくる。
nb「なっ！？そういう意味じゃねぇ！」
dt「ふふ、分かってるよ。今日は翔太が嬉しいこと言ってくれたり自分からキスしてくれたから俺も浮かれちゃった。」
俺の頭を優しく撫でてくれている涼太の顔は本当に嬉しそうで、こんな時間がずっと続いてほしいなって思う。
dt「それにね、万が一誰かに俺達のこと見られたとして、その行為を見られるのは全く構わないんだけど…」
そう言うとまた涼太の顔が近付いてくる。
dt「翔太のその可愛い顔とか綺麗な体を他人に見られるのは許せないから、俺も家以外ではなるべく我慢するね。」
nb「っ〜！！そんなこと言ったら俺だって言わせてもらうけど、涼太のそういう格好いい所見せるのは俺の前だけにして…俺だけの涼太なんだから…」
涼太に即発されて素直に言葉が出てくる。
顔に熱が集まってくるのを感じつつ、涼太から目を離したら負けな気がして目線を合わせたまま伝える。
すると、涼太も徐々に顔が赤くなっていく。
真っ黒で綺麗な髪をかき上げて横を向いてしまうが、照れるのを隠してるのが分かる。
dt「そうやって翔太が煽ると決心揺らぐから勘弁して…」
nb「はは、涼太が照れてるの珍しい〜今日は珍しい涼太がたくさん見られてなんか嬉しいかも！」
dt「もう〜からかうの止めて〜家帰ったら覚えておいてよね！」
涼太がそう言って俺の唇に軽くキスしてきて、俺も言葉が止まる。
そして2人で顔を見合わせて笑う。
ねぇ、涼太？
こんなに一緒にいてもまだまだ涼太のこと知りたいって思ってる。
これからも色んな涼太が見たいからさ、ずっと傍にいさせてね！
Fin
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作者名：そめふぶ | 作成日時：2025年1月9日 2時
