ずっと一緒に ページ7
nb視点
学生(高校生)パロ お付き合いしてる設定
前回の話(本当のこと教えて)の続き
*
冗談っぽく言う涼太は確実に俺が照れているのを分かってるくせに拗ねたフリをしている。
nb「明日から絶対早起きしてやる〜逆に俺が涼太の家に乗っ込むのもありだな！」
dt「翔太が俺のこと起こしてくれるの？それもそれですっごく嬉しい。」
nb「…俺だって涼太の寝顔見たい」
dt「俺の寝顔なんて目をつぶってる顔と変わらないと思うけど、見たいならいつでも見に来ていいからね。」
涼太の寝顔を見る為には、涼太より早起きをするか、涼太よりも夜更かしするかなのだが。
生憎にも俺は涼太よりも遅く起きるし、涼太よりも早く寝てしまうのだ。
この勝負は俺に勝ちは中々ない気がする。
nb「……。早く一緒に暮らせたらいいのにな。涼太とずっと一緒にいたい。」
そうすればわざわざ起こしに来てもらわなくても良いだろうし、一緒に暮らせば涼太の色んな表情も見られるから一石二鳥な気がする。
俺が思ったことを素直に口を出すと、涼太はまたしても拗ねた顔をして俺を見つめる。
dt「そういうのは俺にちゃんと言わせてよ。」
nb「？？？」
dt「さっきも言ったけどこれからも翔太とたくさん思い出を作っていきたいしずっと傍にいたい。だから、高校を卒業したら俺と一緒に暮らしてくれませんか？」
そう言って俺のことをぎゅっと抱き締める。
涼太の温もりが体全体に伝わってくる。
nb「……俺なんかでいいの？」
dt「翔太じゃなきゃダメなんだよ。俺の傍にずっといて。」
それを聞いてそっと顔を上げると、涼太も俺と同じことを考えていたようで2人して顔を近づける。
唇が重なり合いお互いの温もりを求め合う。
少し経ってから涼太が俺から距離を取る。
先程まで感じていた温もりが無くなり寂しさを感じる。
dt「…誓いのキスみたいだね」
照れくさそうに笑っている涼太の顔がとても愛しく見えてぎゅっと胸が熱くなる。
nb「……もっとしたい」
涼太の左腕を引っ張り、自分から唇が重ねた。
大胆なことをして恥ずかしいって気持ちもあるけど、涼太の温もりをまた感じられて嬉しいって気持ちの方が強くて、夢中で涼太の唇を求める。
すると、唇は重なったまま涼太の右手で頭の後ろを強く抑えられる。
いつもの優しい涼太とは違う行動にビクッと体が反応してしまう。
俺が掴んでいた左腕も振り解き、俺の腰に手を回して強く抱き寄せられる。
*
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作者名：そめふぶ | 作成日時：2025年1月9日 2時
