#�� ページ17
dt視点
事後表現あり
*
行為が終わり、少し冷静になった俺はベッドに横たわっている翔太の体を改めてよく見てみる。
白くて綺麗な体の至る所に赤い痕がついていて、より一層妖艶な姿に見惚れてしまいつつも、ふつふつと罪悪感が湧き上がってくる。
dt「…あの、翔太、体の痕ごめんなさい…」
俺がたどたどしく謝罪すると、翔太は気怠そうにゆっくり体を起こし自分の体をじっと見つめていた。
nb「…うわぁ、かなりつけたな…でも、俺は涼太の物って実感できて嬉しいかも…だから謝らないで？」
dt「………。自分でつけといて申し訳ないんだけどさ、今の状態かなり魅力的だから服着てもらっても大丈夫？」
行為中は無我夢中だったしお互い白熱してたから気にならなかったんだけど、冷静になってもう一度よく見てみると。
裸の翔太が俺のベッドにいて、体には俺のつけた痕が多数ついていて、行為中に流したであろう涙の名残が残ってて潤んだ瞳が俺を見上げている。
俺は翔太に対する謝罪の気持ちとともに、不純な気持ちも湧き上がってしまうのを感じながら翔太から目線をずらす。
nb「もう動けないから、涼太が着させて？」
まさかの翔太の爆弾発言に耳を疑いそうになる。
翔太の発言がわざとなのか素なのか、分からないくらいに俺も動揺してしまい上手く言葉が出ない。
ここで欲望に負けたらいけない気がして理性を保つ為にぐっと我慢する。
dt「…………………………………それって一種の拷問？」
nb「ふは！今のタイミングでそれ言うのヤバい、面白すぎ！」
翔太はケタケタ笑って、場の雰囲気が一気に緊張感解けたけど。
俺からしたらこの高まった感情は抑えられてないので、わざと翔太の上に再び覆い被さる。
dt「服着ないならもう一回する？」
nb「…涼太の意地悪。したい気持ちもあるけど、流石にもう限界。服着るから取って？」
dt「はいはい」
正直、こちらとしてはもう一回戦望む所ではあるのだが。
今日は自制が効かず翔太にかなり無理をさせてしまった自覚はあるので、大人しく翔太の指示通りにする。
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作者名：そめふぶ | 作成日時：2025年1月9日 2時
