１８ ページ19
.
「、、、」
「おーい、」
「、、、」
「紫耀、！」
「あ、、え、なんだっけ？」
新曲練習の休憩中。
ふと、話しかけてきたのは廉で。
廉「大丈夫か？」
「え？」
廉「さっきからずっと上の空やから」
「、、、」
廉「はぁ、Aちゃんか」
「は、？」
廉「昨日なんかあったやろ」
「あー、、」
真剣な顔の廉。
迷いつつ、昨日の出来事を話す。
廉「、、、」
「って、わけで、」
廉「紫耀やるやん！」
「え？」
廉「いやー、昨日の感じ見てたらへたれか！って思っとったけど、」
そう、にやにやと笑う廉。
おい、こっちは真剣に悩んでんだけど。
廉「でも、謝ったのはよくないわー」
「え、？」
廉「Aちゃん、傷付いてないといいんやけど」
「、、え、傷付いてんの？」
廉「おま、っ、鈍感か」
"紫耀もAちゃんもわかりやすいのに本人達が自覚なくっちゃなー"と苦笑いを浮かべる廉。
「、、、？」
廉「キスしてゴメンて、、ないわー」
「ちょ、廉、！」
あからさまに大きな声で言う廉に制止をするものの、
海人「え、何々？キスって？」
優太「なんの話？」
玄樹「さっきから気にはなっていたんだよね〜」
勇太「隠し事はよくないよなー」
「、、どうにかしろ、廉」
廉「、、ふは、」
廉のやつ、なんて思いながらも心は落ち着いて。
わちゃわちゃするメンバーをたしなめながら頭の中にはAがいて。
ちゃんと話そう、そう思った。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 265人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「King&Prince」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Misa | 作成日時：2019年8月10日 12時
