今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:11,726 hit
小|中|大
い ページ5
A side
今日は念入りに掃除したからかちょっと疲れたなぁ。
ソファに項垂れていると、スマホが鳴り出した。
「だれ……?」
半ば面倒臭い気持ちでスマホを手に取り電源を入れると、坂田さんからだった。
坂田さんは志麻の仕事仲間?親友?まぁ、そんなところの人。
珍しいな、と思いながらも電話に出た。
「もしもし、坂田さん。」
“あ、Aちゃん!”
画面越しから元気な声でそう私の名前を呼ぶ。
リスナーさんが可愛いって言う理由が少しわかるかも。
“今、何しとるん?忙しいなら切ってもええよ。”
「今家事が終わったところです。暇してたのでいいですよ。」
暇潰しがてら、坂田さんと電話しよう。
……志麻のこと、聞けないかなぁ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
16人がお気に入り
16人がお気に入り
「歌い手」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夜浮ヶ | 作成日時:2020年5月3日 1時