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あの日から7日 ページ8

そらる side


ま「着きましたよ!さぁ、何処ですか?」


なんで、そんなにテンション高いんだよ……。亡くなった人が遺したものだぞ。


『ちょっと待ってて。』


えっと、確か部屋に置いたままだったよな。


あやふやな記憶を辿って遺書の在り処を探す。


『あ、あった。まふー。』


ま「ありましたか?じゃあ、見ましょう。」


『待て、一つ聞きたい事がある。なんでそんなに見たいの?』


そう言うと、まふは表情を曇らせた。


目が泳いでいる。大方言ってしまってもいいのか迷っているんだろう。


『俺は、なんでそんなに見たがるのかわからない。でも、きっとまふなりの理由があるから。俺は絶対に嫌ったりしないし、怒ったりしない。』


ま「気になってたんです。僕は人を好きになるなんて事今まで無かったに等しいです。その好きとは恋愛の方の好きですよ?そらるさんはAさんを見つけて互いに惹かれて結ばれた。これこそハッピーエンドです。でも、彼女は何故か死を選んだ。それも自ら。そらるさんの表情はお世辞にも良かったとは言えません。目元が少し赤く腫れていたので泣いていたのではないかと思います。」


長々と語るまふ。それは純粋にそう思っていたんだろう。


ま「僕は知りたいんです。その二人が一緒に感じた特別な感情、幸せ。それを失ってしまった、その気持ちを。僕は今まで人が亡くなった、又はそれに関する曲を手掛けてきました。言い方が少々悪いですけど、その気持ちを曲にしたいと思ってしまったんです。」


芸術家はこういう事に何かしらの物を感じ、惹かれるんだろう。


こんな時でも曲のことを考えるのはまふらしい。それを曲にしたいというのも。


不思議だったのだろう。自身が知らない事を俺は体験した。その立場が。


ま「正直に言って、人を死を、そらるさんの大切な人の死を曲で描きたいなんてぶっ飛んだサイコパスですよ。嫌なんですよ。でも、僕はその気持ちを曲込めたいんです。」


反応に困ってしまう。今、俺はまふになんて言えばいいのだろうか。


____________________


人の死を曲にするってどんな気持ちでしているんですかね。少々気になります。

やっぱり、罪悪感とか感じるのかな。(言ってる事が可笑しい)

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作者名:緋想風 | 作成日時:2019年8月21日 14時

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