【ツイステ】破天荒な人魚は自寮がお嫌い (ページ20)

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19話ページ20

寿命が10年縮んだ。

帰宅。
帰ってみると昨日ぶっ壊された扉は直っていた。
少し安堵。
絶対直してくれないと思っていた。

「ただいまぁ」

誰もいないのはわかっているけど
そう言って扉をくぐると、
綺麗に直された
(新しいの買ってくれた？？)
ちゃぶ台の上に白い封筒が置いてある。

「なんだろ」

カバンの片付けもそっちのけで、
封筒の口を切ってみた。

『Aさん
昨日壊れた扉は修理しておきました。
ついでにちゃぶ台も購入しております。
つきましてはその両方の値段、
加えて濡れた床の
張替え代をお支払い頂きたく存じます。』

「………………あ゛？」

しまったオンナノコらしくない声が。

手紙の文末にはたいそう沢山のゼロ。
普通に考えてぼったくりだ。
手持ちじゃ到底まかないきれない。

……え？ラギー先輩にドーナツ買うからだって？
それはそれだ！！！

「アズールぅぅぅ！！！！！！」

とにかくこの理不尽を何とかしようと、
手紙の文末にはちまっと押された
タコのマーク(当然あのタコのである)
の持ち主のところに殴り込みに行くことにした。