疑惑のその先 ページ47
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ホテルの裏口からタクシーに乗りマネージャーに報告することも無く
変装することも無く
堂々と智久くんのマンション下にタクシーをつけて
彼の部屋番号を押すとオートロックが開いた
勢いだけでここに来てしまった私は
エレベーターが開いた瞬間どうしよもなく不安が襲ってきた
少し疲れた顔の愛しい人が玄関扉を開けて待っててくれてた
私たちが交わす言葉は無くて
無言のままリビングのソファーに座るとわたし用のカップに飲み物を入れて出してくれて
智久くんは私の隣に座った
なにも言えない私に智久くんは
山下「外大丈夫だった？」
普通の会話を始めた
山下「報道出る前にちゃんと言うべきだった...」
それは私も思ってること、週刊誌は真っ赤な嘘が多い、
でも今回の写真は紛れもなく私で、紛れもなく智久くんだ
「智久くん、」
山下「Aの好きなようにしていいよ」
智久くんも相当まいってるようだ
だけど私も同じくらいまいってるの
「智久くんはどっちでもいいんだ...」
自分で言っときながら笑いと涙が込み上げてきて
山下「どっちでもいいのはAでしょ」
ずっと優しくて、不安もあったけど、こんな事があっても受け入れて抱きしめてくれるものだ
と甘い期待してた
「なにそれ」
だけどそんな甘い期待は簡単に崩れるのが現実
山下「どっち、選ぶの？」
「...なにが？」
電話では会いたいとそう願ったはずなのに
会うと何もかも忘れて触れたくてでもそんなこと出来ない焦れったさに私も彼も限界
山下「そこ、はぐらかす？」
「そんなん言ったら智久くんはどっち選ぶの？」
挑発するように笑うと
眉間にしわ寄せた不機嫌そうな彼の姿
そんなんが見たいわけじゃないのに
山下「監督と飯行ってたのは本当。」
智久くんは深い深呼吸をしてソファーから立ち上がりたまらなくなったのか
冷蔵庫からビールを出しながら口を開き始めた
山下「その席にプロデューサーとかいて、パーティみたいな感じ、そこにいたのが写真の子」
続けて智久くんは私にビールを見せながら いる？ と聞かれ頷くとカップの隣にビール缶を置いて
隣に座ることは無くダイニングチェアに座った
山下「あの写真には映ってないけど周りには監督とか関係者他にもいた」
「手、繋いでた...」
山下「それは本当にごめん、突然そうされて周りに関係者いっぱいいたからなんも言い出せなかった」
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瑠衣 - ヤバい！山Pが彼氏！kokumaさん天才すぎん⁈めっちゃ楽しみです！ (2月11日 22時) (
レス) id: 75445a456f (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - こういう画像ってどこから見つけてるんですか？もし良ければ参考にさせてください！ (2020年4月29日 13時) (レス) id: 2ed8952db1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ。 - 1からずっと読んでいます！読む専門ですが(；＿；)これからの更新も楽しみにしています！ (2019年3月8日 8時) (レス) id: 839bfb0809 (このIDを非表示/違反報告)
kokuma(プロフ) - LiSAさん» ありがとうございます＜(_ _)＞女優ちゃん3に移行したのでまたよろしくお願いします^^ (2019年2月28日 23時) (レス) id: ed547e53f2 (このIDを非表示/違反報告)
kokuma(プロフ) - まりあさん» やっと一区切りつきました(--;)またお時間ある時にご覧いただけると嬉しいです^^ (2019年2月28日 23時) (レス) id: ed547e53f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kokuma
| 作成日時：2017年11月19日 1時
