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山下「なに？これ。」
初めて聞く低くちょっと怒ってそうなその声の方向を向く
「あ…智久くん」
智久くんは私の隣に座り
山下「これ、水？」
どう見ても水じゃないことは分かるのに
智久くんは冷たい目でそのグラスを私に向けた
山下「俺なんて言ったけ？」
凌くんは智久くんの怒りモードに気付いたのか大ちゃん達の方へ行ってしまった…
「…も、う飲むなよって言ってました…」
山下「で？これは？」
「お酒、、です、ね」
そんな怒ることかな？
山下「なに？その顔。亀とか正なら酔ってもなにも言わないのにって思ってる？」
「え……」
ちょっとそれ思ってた
なんて考えれる私はこの状況を甘く見てるみたい
山下「ごめん、大人気なかった。」
と智久くんは席を立ち私を置いて歩き始めて
急いでその後を追った
「と、もくん、待って」
彼がお手洗いと書かれた方向へ進み慌てて腕を掴み
車椅子 マークの付いた広いトイレの中に引き込んで鍵をかけた
お店の雰囲気に合わない明るいトイレは私の酔いを覚ましていく
山下「なに？」
「冷たくしないで」
この酔いが覚めていく気持ち悪い感じと智久くんの
なに考えてるか分からないその無表情な顔に
頭がズキズキする
山下「ごめん」
智久くんはそう謝ると私を抱きしめて
山下「……成田と距離近すぎて、、──」
だんだん小さくなる彼の声に少しだけ笑みが出てしまう
「智久くん、ごめんね」
彼の胸にあった顔を離して目線を合わせると、ちょっと恥ずかしそうな顔をしていて
こんな可愛い顔もするんだと、テレビでも撮影でも見たことない表情が
私の心を掴んで離さない
山下「笑うなー」
いつもの調子に戻って私の後頭部に手を当てて、また彼の胸に顔を押し付けられる
「んー苦しー」
山下「飲んでも潰れてもいいけど、その火照った顔で誘惑するのは俺だけにして？」
彼の声が終わると、私は彼の胸から顔を離して
少し背伸びをし、智久くんの顔に近づくと、
彼も少し私に近づいて
「んっん…」
とアルコールの味がするキスを交わした
「智久くん私に誘惑されちゃったの？」
なんてちょっと笑みを浮かべて聞けば
山下「うるせー。送り届けたまま襲っちゃうぞ」
「いいよ。智久くんに襲われちゃいたい」
彼の首に腕を回して言えば、
山下「バカ、打ち上げ抜けたくなるだろ」
なんて言いながら、深く深くキスをした私たちは我慢を知らないらしい
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秋帆 - 続けてのコメントですみません(>_<) 物語読んでいて気が付いたのですが...。 同じく設定のここの部分 「コウノドリ」(2015年・2017年) 下屋カエ役 これ正しくは下屋 加江ではないんでしょうか？ (2019年4月13日 2時) (
レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
秋帆 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 設定のここの部分 「戦力外捜査官」(2014年) 海月千春役 これ正しくは海月 千波ではないんでしょうか？ (2019年4月13日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 俳優さんとジャニーズとLDHグループと声優兼歌手の蒼井翔太君大好きです最高です (2019年2月26日 14時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
むー汰(プロフ) - この作品を読みに来るの、おそらく５回目ぐらいです…。本当にこの作品が大好きです！！！ (2018年1月29日 0時) (レス) id: d0dcff0a17 (このIDを非表示/違反報告)
kokuma(プロフ) - 音さん» ドラマのセリフの件ですがこちらの物語はあくまでもプライベートのお話なので役名ではなく本人の名字表示にしています。 (2017年12月12日 21時) (レス) id: ac63afafb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kokuma
| 作成日時：2017年11月2日 13時
