よそはよそ、うちはうち (ページ8)

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「ズレないようになってるから大丈夫なんだよ」

「ふ～ん。そうなんだ…でもさ、こうしたら…直ぐに…入っちゃうよね…？」

「え？なにが…？」

ジェシー君の方を振り向こうとしたら脇から手が出て来てカップの中に手が。

「…ちょっと…やだ…」

「やだって、簡単に入っちゃうんだもん」

やわやわと揉まれて、
先端も摘まれる。

「だ、めだって…」

「ほんとに…？硬くなってるけど？」

「ちが…」

「ドレスもさ、なんでこの色にしたの？」

「…っ」

「俺の髪色と似てるから？」

「…それ、は」

図星過ぎて恥ずかしい。

早くこの状況から抜け出したくて腕を振りほどこうにも力の強さが違うからビクともしない。

「ねぇ、このままさ、しちゃう…？」

悪魔の囁きのように頭に響いてくる。

このまま流されちゃってもいいかな…なんて
馬鹿な思考が浮かんできちゃったりして。

「な～んてね、しないから安心して」

そう言ってパッと離れた手。

「え？」

驚いてジェシー君を見ると彼もまた驚いた顔をしていた。

「え？なに？、Aちゃんしたかったの？」

「い、いや！別に」

「ほんと～？して欲しそうな顔してる」

私の頬に手を当てて

「大丈夫、帰ってきたらいっぱいしようね。そのドレスのまんま」

ジェシーくんには勝てそうにもない。

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