秘書志麻くん 【せんしま】

志『すまっす…』セ『スマッシュ。』志『しゅまっす…』セ『シュマッシュ…あ…』 ページ16

センラside

セ『…いつ行くかなぁ。』

ル『志麻くんも連れて行くん？』

セ『当たり前やろ…これは志麻くんの問題でもあるんやから…』

パソコンに送られた親父からのメール。
顔を歪ませる情報に、ルスもいつになく真剣な表情で画面をみている。

セ『来週にでも休みとるわ。』

ル『それがええよ。』


((ﾊﾞﾝｯ

志『ただいまぁ。』

セ『志麻くん、おかえり。』

志『ふふっ…////』

走ってきた志麻くんの頭を撫でると、照れくさそうに笑う。可愛い。

セ『っし、ご飯にしよっか。…あれ？うどんあるやん。』

志『？何でも良いって言ったから…嫌だった？』

セ『いや、麺類あったんやなって。』

志『？めんるい無かったよ？』

セ『ん？え、うどんは？』

志『いっぱいあった。』


どうやらこのパープルちゃん。麺類を食品名かなんかと思っているらしい。どおりでスーパーのテープが貼ってあるはずだ。

セ『志麻くん。あんぱんとか、食パンとか、まとめて何て言う？』

志『ぱん？』

セ『うん。なら、ラーメンとか蕎麦とかうどんは？』

志『えぇっと…麺。…はっ!!めんるいって…うどんはめんるい？』

セ『そういうこと。』


顔を抑えてひにゃぁぁぁ/////と顔を赤くしながら頭をぶんぶんと横に振る志麻くん。

セ『ふふっ…学んだなぁ。』

志『学んだ。』

志『眠い…』セ『抱いていい？』志『眠い言うてるやろ!!』→←志『志麻どらごんになりたい。』セ『ちょっとそれはぁ…』志『せかいせぇふくする。』セ『そんなんドラゴンにならなくても俺の力d)))』

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