秘書志麻くん 【せんしま】

志『志麻どらごんになりたい。』セ『ちょっとそれはぁ…』志『せかいせぇふくする。』セ『そんなんドラゴンにならなくても俺の力d)))』 ページ15

志麻side

セ『志麻くん。ごめんけどお昼ご飯買いに行ってくれへん？』

志『行く。』

センラさん無しでのお買い物は実質初めてな俺は、興奮気味にセンラさんからお財布を受け取って鞄に突っ込む。

志『センラさんなに食べたい？』

セ『んー、麺類。』

志『はぁい!!』

行ってきまーす!!と言って部屋を出る。
ちょうどエレベーターも来ていたからタタタと走って飛び乗った。


志『…めんるいってなんやろ。』





＊＊＊

ｶｰﾝ♪

志『めんるい…』

一階についても思いつかないめんるいというもの。
そもそもコンビニなんかに売ってるのか…もしかしたら高級品なのかもしれない。

志『めんるい…恐るべし…』

会社をでて、先ずはすぐ近くのコンビニを目指す。

＊＊＊

『いらっしゃいませ!!』

志『めんるい…めんるい…』

ご飯エリアを三回程見渡すが、全く見つからない。
コンビニにめんるいというものは無いみたいだ。


『ありがとうございました!!』

俺はあんぱんとプリンを買って、向かいのスーパーを目指す。



＊＊＊

志『…スーパーにもめんるい無い…』

仕方なく、センラさんに電話をする。

セ『どしたん？』

志『めんるい無い。』

セ『え、珍しいな…。なら何でもええよ。気を付けて帰るんやで？』

志『うん。』



俺は近くにあったうどんを手に、レジへ向かった。

志『すまっす…』セ『スマッシュ。』志『しゅまっす…』セ『シュマッシュ…あ…』→←志『志麻も独占欲凄かった。』セ『俺の方が凄いし!!』ル『張り合うな張り合うな。』

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