目隠しを外して【ツイステ】

・ ページ11

「ここがお主の部屋じゃ！！流石に女の子だからの一人部屋にしてやったぞ、

隣はわしの部屋だからいつでも来るが良い」



そう言ってドアを開けて来て見えたのは


広いシンプルな部屋だった


「わぁー！こんな広い部屋使っていいの？

リリアありがとーー！！！ 」


嬉しそうに言ってリリアに抱きついた


リリアは満足気に、抱きしめ返した


「お主の部屋なのだから、好きにして良いぞ、
それじゃあ、今日は、ゆっくり休むのじゃよ」


そう言ってAの頭を撫で部屋を出ていった




Aは式典服のままベットに倒れ込んだ


だが流石に着替えようと


ベットに座って式典服を脱いだ


服あるかな？と思いクローゼットを開けると


一つだけ大きなパーカーがあった


まぁこれでいいかと思いそれを着て


またベットへ倒れ込んだ


そしてそっと目隠しを下へとズラした


顔を横に向けると


おいてあったドレッサーの鏡に自分の顔が写った


Aは鏡に手を伸ばした


だがその手は空をきり


そのまま下へ下がっていった



「あぁ、憎い。こんな瞳消えて仕舞えば良いのに」


Aはそう呟き手で目を覆った



「本当に面倒くさい…何もかもが、

なんで学校なんて…

迷惑かかるだけなのに……」


そう呟いた


誰も彼女の言葉を返してはくれなかった

初対面の人→←新しい家

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す