中二病のヒロインは一番隊副隊長【銀魂】② (ページ6)

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第五十三訓有休はあってないようなもんページ6

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『いやです！なんでとっつぁんのために有休消化しないといけないんですか！とっつぁんがいる時点でそれはもう仕事じゃないですか！有休使って仕事するとかバカなんですか？！マヨネーズに脳みそ蝕まれました？！』

土「うるせぇー！決まったことだ！口動かすなら足動かせ！」

Aの襟を掴んで歩こうとする土方
Aは部屋の襖に手をかけ必死に抵抗している
屯所ではいつもの風景だが、今日はAがなかなか諦めない

『いやです！足動かすなら口を動かしますよ！その方が省エネですし！だいたいなんで近藤さんは訳も分からない仕事を引き受けたんですか？！』

土「相変わらずヘリクツの天才だな。近藤さんは頼まれたら断れねぇタチだろ。」

『あっ！ほらやっぱり仕事じゃないですか！』

土「ッチ。あぁ仕事だ！仕事なんだから早く来い！」

『開き直りですか？！そんなんだから彼女いないんですよ！万年マヨネーズニコチン土方！』

土「万年補欠みたいに言ってんじゃねーよ！」

沖「何やってるんですか土方さん。A動かしたいならエサで釣るのが簡単でさぁ。」

土「あぁ？」

沖「遊園地で一日遊び放題らしいですぜぇ。あと甘いもん食い放題ときた。」

『よし！行きましょう土方さん！』

沖「チョロいな。」

土「まともなやつ居ねぇのかここは…。」

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近藤が松平から謎の仕事を受け
遊園地に来ている松平･近藤･土方･沖田･A
なぜか草むらに隠れ一組のカップルを眺めている

『よし！遊びましょう！』

松「な～に言っちゃってるのAちゃん。今日はあれだよあれ。」

『遊園地遊び放題に甘いもの食べ放題では？』

松「おじさんそんな事一言も言ってないけどねぇ～。」

『総悟……騙しましたね！』

沖「A呼び捨てになってますぜぃ。」

『これからは呼び捨てにすると今決めました！私から呼び捨てとか屈辱でしょう？ざまーみろ！』

沖「わー呼び捨てなんて嬉しいやぁ。」

土「全然ダメージ食らってねぇぞ。」

沖「俺は血祭りが出来るって意味で言ったんでさぁ。Aが大好きなアトラクションですぜぇ？」

『そんなアトラクションがあるんですか？！何ここ！最高じゃないですか！』

沖「おい俺に感謝しろ。」

『感謝します沖田様！』

土「何血祭りをアトラクションにしちゃってんの？！あるわけねぇだろそんなもん！」

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