中二病のヒロインは一番隊副隊長【銀魂】② (ページ4)

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第五十一訓どうでもいい喧嘩ほど熱くなるページ4

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銀･土「うっせーって言ってんだよプンプンよ！」

土方が池から銀時が池の周りの草むらから出てくる

銀「てめぇ生きてやがったのか…。」

土「お前こそ悪運の強い野郎だ。」

銀「あっ…あれ？どこ行った？」

土「知らん。ほかの連中の方に向かったんだろう。」

女の姿がなくなり安心した土方がタバコに火をつけようとするが、池に入ったせいでなかなかつかない

銀「逃げやがったのか…。実はよさっき追いかけられてる時ずーっとあいつにメンチ切ってたんだ。あれ効いたな。」

土「えっ？ほざけよてめぇ。俺なんて追いかけられてる時ずっとヤツをつねってた。」

銀「小せぇんだよ！俺なんてお前……」

その時銀時達の足元から物音がし2人して勢いよく池に飛び込む

「ゲロゲロ…ゲロゲロ」

銀「カエルかよ…。さーて水も浴びてスッキリしたし、そろそろ反撃といくかな。」

土「無理すんなよ。声が震えてるぜ？ヤツは俺が仕留める。ヘタレは家でヘタレてろ。」

銀「ビビってんのはてめぇだろ！」

土「なんだてめぇ！」

銀時と土方のどうでもいい口喧嘩が始まる
その時また蚊の羽音がし始める

「「なんだうるせーな！」」

女「シャーーーーー。」

ふと上を見ると赤い着物の女から羽が生え二人めがけて口を開けて飛んでくる

「「アガがガガガ……」」

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女が姿を消したのを確認し蔵から出て倒れている隊士達の部屋へと向かう四人

新「やっぱり…思ったとおりだ。この人も…この人も…この人も。」

「『ゴリラも。』」

新「沖田さんとAさんはそれ言いたいだけでしょ。」

『幽霊にやられた人にはみんな蚊に刺されたような傷跡がありますね。』

新「無視だ…無視したよこの人。」

沖「ってことはなんでぃ。あれは幽霊じゃなくてやっぱり…」

「『妖魔 / 悪魔』」

新「なんにせよ幽霊なんかじゃないって事です。銀さんと土方さんが……。」

銀時と土方の叫び声が聞こえ声のする方へ向かうと
女に襲われながらもいつもの如くくだらない口喧嘩をしている二人を見つける

銀「あれだよ…バズーカ取りに行くんだよ！だからおめぇは黙ってひきつけとけよ！」

土「バズーカなんかどこにあるんだよ！」

銀「人は皆心にバズーカ持ってんだよ！」

土「心にあるなら取りに行かなくていいだろぉが！」

「『悪霊退散！！』」

銀･土「えっ…ちょ…グハッ…！」

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