中二病のヒロインは一番隊副隊長【銀魂】② (ページ13)

今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:58,762 hit

第六十訓嘘をつくなら毅然とした態度でつけページ13

･
･
･
･

沖「星海坊主？なんでぇそれ。」

『海ぶどうだか干しぶどうだか知りませんが、私たち土方さんが帰ってくる前に“エイリアンVSやくざ”を見に行く予定だったんですけど。』

土方が見廻りで居ない間に、今江戸で流行っている映画を見に行こうとしていた沖田とAだったが急な来客によってその計画は崩される
沖田とAは機嫌直しにと近藤からもらったアイスを食べながら来客を睨む

星「何？この子たち反抗期なの？遅れてきた反抗期なの？」

近「星海坊主殿は第一級危険生物を追い駆除する宇宙一の最強掃除人でな、あちこちの惑星国家の政府にもお顔が効くすごい方だ。あまたの星を渡り数多くの化け物を狩っている生ける伝説。」

沖「ふ～ん…それでその伝説がなぜここに？」

星「江戸にエイリアンが逃げこんだ。下手すると多くの犠牲がでる。」

『何それ？！リアル“エイリアンVSやくざ”じゃないですか！もう映画なんてどうでもいいです！私が喜んでこの物語の主人公になりますよ！』

沖「Aがなれるわけねぇでさぁ。」

『私はフォースを持っているんですよ？主人公要素満載なんですけど！』

沖「中二病は黙ってろぃ。ここは俺の出番でさぁ。」

『サド星の王子は黙って自分の星のサド達を調教してればいいんですよ！』

沖「てめぇから調教してやらぁ。」

近「ちょ……誰も主人公にはならないから！ねぇ？聞いてる？俺の話聞いてる？！」

星「おたくも大変だね……年頃のヤツら面倒見るのは辛いね。」

･

星海坊主との話が終わり見廻りをしていた土方に無線で連絡する近藤達

土「何？星海坊主？なんだってそんな大物が…グズッ…。」

近「あれ？トシ何かあったのか？」

原「なんでもありませんよ局長……グズッ…。」

『いや土方さんと原田泣いてますけど。』

土「泣いてねぇ……グズッ…。」

『いや泣いてますよね？見廻りサボって見ましたよね？』

原「Aさんは副長がそんなことすると思いますか？……グズッ…。」

『いや思うよ。泣いてるもん。』

･
･
･