いつだって毒舌な君は分からない～Nagase Ren～ 2 (ページ13)

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学校に着いた頃

ふたりとも1度学校に着いてるのに学校から出てしまっているから

案の定、私と紫耀は生徒指導の先生に凄く怒られた笑

平野「何かあったらすぐ連絡してね、隣のクラスだし授業中でも飛んでくるからね！」

『ありがとう笑』

先生「飛んでいくからね！じゃないんだよ平野」

平野「いって！」

先生「授業中抜け出したらお前には反省文100枚書かせるぞ」

平野「やだよ！つか先生のチョップ地味にいてぇーし！」

『ふふ笑』

先生「もういいから2人とも教室はいれよ～」

平野「じゃあまたねAちゃん」

『うん！』

そういえば紫耀は私に呼び捨てにして欲しいって言っておきながら紫耀は呼び捨てじゃない…笑

そう思いながら教室に入った

先生「お、野崎～もう3時間目だぞ～」

『すいません先生』

先生「早く席つけよ～」

『はい』

そして自分の席についた。

分かってはいたけど

やっぱり廉が同じクラスに居ると目に入ってしまうわけで

胸がズキと痛む。

平野くん俺の嫌いな歴史の授業でした～むりだよ～

私の心をまるで読めているんじゃないかってくらいのタイミングで紫耀からのLINE。

『…頑張るって言ってたのに笑』

それを見て私はまた少し笑えた。

そういえば、

登録の名前平野くんのままだったな…

…変えておこ。

そして私は登録名を平野くんから紫耀に変えて返事をした

A寝ないように頑張ってね笑

先生「野崎～お前は3時間目に来るわ携帯まで取り出すわそんなに俺のことが嫌いか？嫌いなのか～？」

『あっ』

先生「あっじゃない、俺は悲しいぞ～」

『…ごめんなさい笑』

「「あはははは笑」」

教室がクラスの笑い声で包まれた

廉はこれっぽちも笑ってはいないけど。

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

休み時間

平野「Aちゃん！」

チャイムが鳴りすかさず紫耀が私の教室に来てくれた。

『来るのはやすぎ笑』

平野「当たり前です～」

由莉「れーんくん！」

『…っ』

永瀬「お前声のボリュームどうにかならんの？」

由莉「ごめんごめん笑」

今一番目に入れたくない光景だ…

平野「…ね！屋上いこうよ！」

『う、うん』

今日は真由が休みだけど

真由か紫耀が居ないと

今の私は心が持たないとおもう。