検索窓
今日:1 hit、昨日:53 hit、合計:62,996 hit

64 ページ17

はぁ………。





杏寿郎はAを見つめながら溜息をついた。





『んっふふ………猫チャン……』




Aは夢の中でまたも猫と戯れ、宇髄が居なくなった途端に杏寿郎の髪の毛をずっと触っているのだ。




髪を(まさぐ)り終わると、掴んだまま嬉しそうに顔を埋める。
その様子に自分の判断は間違って無かったと杏寿郎は確信した。




杏寿郎「……この危機感の無さは本当どうにかならないのか。
もしあのまま宇髄に抱き抱えられていたら……
密着しかねんな………


むぅ………」






想像した杏寿郎は胸にモヤつきを感じた。
不死川から栞を貰って嬉しそうにしていた時にも胸のほうがチリつき、最近こういう事が多いなと考えるが解決することは無いまま、何となく目を閉じるとAと同じく夢の中へと吸い込まれていった____。






________



_____



___





…………狭い。
そして重い………




はい。
やっぱりいつものやつでしたー…




そんな事より昨日の記憶が余り残ってない…
とりあえず何か迷惑はかけた様な気がする…




はっ…………!
そうだ、煉獄さんが女湯に現れたんだった…!
おかげで私が出れずに逆上せて………………





逆 上 せ て ?





…これは思い出しちゃ駄目なやつかも。
そんな気がするけど…
悲しい事に記憶が蘇ってきている…






逆上せてきて…耐えきれず…………
煉獄さんの方に…………





助けを……………





『ぬあぁぁぁ…………!!!??』



杏寿郎「なっなんだ?!! 鬼か?!」



Aの大声に驚いた杏寿郎は思わず鬼と言う単語を口にするがAにはそんなもの聞こえていなかった。




『あ…………、
煉獄さん………おはようございます…
その…昨日は………とんだご迷惑を…
ありがとうございました………』



杏寿郎「ん、あぁ…まぁ…… (あまり昨日の事には触れない方が良いだろう…)」




『………見ましたよね?
そりゃ…そうですよね……?
すいません…
…こんな…目の保養にもならない身体をお見せしてしまって………
決してわざとでは無かったんです……
そもそも煉獄さんが女湯に来たのが問題であって………



…って煉獄さん? どうしました…?
血管はち切れそうですけど………あとお顔も怖いですよ…?』

65→←63



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (166 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
285人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 煉獄杏寿郎 , 炎柱   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - ttakedasaki0906さん» こんにちわ〜! コメントありかとです😭✨ちまちま続編も進めてるので公開したらお時間ある時にでも読んでやってください😊✨ (4月23日 11時) (レス) id: 535a4fa654 (このIDを非表示/違反報告)
ttakedasaki0906(プロフ) - 続き楽しみに待ってます!! (4月22日 18時) (レス) @page50 id: 668cdece5e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 愛さん» わ〜!大好きって嬉しいです🥰✨良かったらこれからもお付き合い下さいませ☺️✨✨ (2022年10月5日 22時) (レス) id: e14c782aeb (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 杏様はじめまして!先月からこっそりお邪魔させていただいております!こんな杏寿郎さんと夢主大好きです!続き楽しみにしております🥰 (2022年10月3日 9時) (レス) @page16 id: 48db5b7854 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ゆさん» コメントありがとうございますー🥰面白いって思ってもらえて嬉しい❣️のんびりですが更新頑張ります☺️♥️ (2022年9月29日 23時) (レス) id: e14c782aeb (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2022年9月14日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。