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宇髄「おっ!!
やっぱここに来てたか〜!!
って一人かよ?」




杏寿郎「……う、宇髄…」




声をかけられた杏寿郎が振り向くと、そこには宇髄の姿。




須磨「天元様〜!! ここは久しぶりですねぇ!」




そして妻の一人である須磨が反対方向からやってきた。




杏寿郎「…宇髄、少しばかり聞きたいことがあるのだがここは男湯だろう? 奥方をこういった場所に連れ込むとどういうつもりだ?」




顔色一つ変えず淡々と聞く杏寿郎のその言葉に宇髄と須磨は目を丸くした。





宇髄「…えっ? お前、知らずにここ入ってんの?
ここ(・・)、恋人専用の部屋の客しか入れねぇの。
ここの宿、その部屋3つしかねぇんだわ。
入口は男と女、別だけどここ、混浴な?」




杏寿郎「……よもや」




宇髄「で、岩で何箇所か壁作ってあるだろ、
そこで隠れて好きなことしちゃうわけよ?
粋な温泉だろ!」




杏寿郎「……なるほど」




眉間に皺を寄せた杏寿郎は、自分もだが
Aも知らずにここへと来たと素早く理解した。



そして向こうの恋人達と自分とで板挟み状態と。



宇髄「ちゃんとここ、使えるように部屋の予約してやってたろ?
で、俺も嫁連れて来ちゃった♡」




その言葉で杏寿郎は部屋が空いてないと言われたのは偶然では無く、宇髄による根回しだと気づいた。





杏寿郎「いらぬことをしてくれるな…!!
君たちは良いだろうが俺はっ…………、

…あ、いや、何でもない!
とりあえず一旦ここを一緒に出てもらいたいんだが!」





ここに来れるのは3部屋の客と言ったのを杏寿郎は聞き逃さない。
自分と宇髄達が出れば何の問題もなくAがここから出られるのだ。





訳の分からない宇髄は中々動こうとしなかったが部屋で話しがあるから少しだけ戻ってくれと言いくるめ、何とか温泉から追い出すのに成功した。









順調に進んだ。













………はずだった。














『……………煉獄さん…』





すぐ近くでAの声がするまでは。

61→←59 ▶杏寿郎視点



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設定タグ:鬼滅の刃 , 煉獄杏寿郎 , 炎柱   
作品ジャンル:アニメ
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(プロフ) - ttakedasaki0906さん» こんにちわ〜! コメントありかとです😭✨ちまちま続編も進めてるので公開したらお時間ある時にでも読んでやってください😊✨ (4月23日 11時) (レス) id: 535a4fa654 (このIDを非表示/違反報告)
ttakedasaki0906(プロフ) - 続き楽しみに待ってます!! (4月22日 18時) (レス) @page50 id: 668cdece5e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 愛さん» わ〜!大好きって嬉しいです🥰✨良かったらこれからもお付き合い下さいませ☺️✨✨ (2022年10月5日 22時) (レス) id: e14c782aeb (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 杏様はじめまして!先月からこっそりお邪魔させていただいております!こんな杏寿郎さんと夢主大好きです!続き楽しみにしております🥰 (2022年10月3日 9時) (レス) @page16 id: 48db5b7854 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ゆさん» コメントありがとうございますー🥰面白いって思ってもらえて嬉しい❣️のんびりですが更新頑張ります☺️♥️ (2022年9月29日 23時) (レス) id: e14c782aeb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2022年9月14日 20時

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