潜入開始 ページ37
『わー、華やかなところですねぇ』
宇髄「ここは日本一、色と欲に塗れたド派手な場所。
…鬼の棲む、遊郭だよ。
それしてもAちゃん、こんなこと頼んじまって悪いなー!危険な目には合わないように見張ってっから安心してくれ!」
『いえいえ!私で協力できるならっ』
『……ね、狛治、遊郭って何?』こそっ
狛治「……さぁな。」
遊郭がどんな場所か狛治は知っているが何て説明して良いか分からないので誤魔化した。
宇髄「まずは”ときと屋”に行って須磨の情報を探ってもらいたい。」
『…?…まずは??お嫁さんはどのお店にいるか分からないんですか??』
宇髄「ん?…あぁ嫁3人いるからな。だからまずは一人目ってこと。」サラッ
『えっ!??さ、さん3人もいらっしゃるんですか!?……す、凄い…。……宇髄さんモテそうですもんねぇ』
宇髄「Aちゃんも煉獄のこと辞めて4人目の嫁に来る?」
『え?!ムリですムリですムリです』(真っ赤)
狛治「おい、お前。冗談言ってないで、さっさと準備にとりかかれ。」
宇髄「…はいはーい。(へー、元々こいつはAちゃんの番犬って訳ね。)」
……………
……………
狛治「お前、巫山戯てるのか。何だこの格好は!」
狛治は今、女の格好をさせられている。
『…ねぇ…狛治が可愛すぎて……何だか心がツライ……』
Aも少しだが化粧をし、華やかな着物に着替えているが、女の自分より狛治の方が可愛いと感じ、複雑な心境だった。
宇髄「二人は姉妹ってことで同じ店に行ってもらう。それにAちゃんを店に出させるわけには行かねぇだろ?お前は女のフリして喋れって言っても無理そうだからよ、喋れないって事にでもして、Aちゃんは妹のお世話係って訳だ!まぁもし客がついたら適当に気絶でもさせとけよ。狛子!!」
急に細かい設定を入れだす宇髄。
『が、頑張ります!』
狛治「チッ、誰が狛子だ」
ときと屋へ行き、二人を頼むと女将は即答で受け入れた。
なんせ姉妹揃って売れそうだ!と喜んでいるのだ。
しかもこの店には[鯉夏花魁]と言う売れっ子もいる。
それに引き続き、この二人も花魁になる可能性が大いにある見た目をしている!神からの贈り物だ!!と女将はテンションが上がり即答だった。
Aたちを見送った宇髄はある事を思い出した。
宇髄「あ、そーいや煉獄に今回の場所とか話してなかったな。手紙でも送っとくか」
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mqnq12(プロフ) - しらたまさん» コメントありがとうございます♪楽しんで貰えてると思ったら意欲が湧きます(^^)思いの外、長編の予感がプンプンですので、これからも良かったら見てやって下さい\(^o^)/ (2021年1月23日 21時) (レス) id: 86a7064ea0 (このIDを非表示/違反報告)
しらたま - いつも楽しませてもらってます☆狛治も任務に着いていくの楽しみすぎます!(σ≧▽≦)σ (2021年1月23日 19時) (レス) id: 6f0f903611 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:杏 | 作成日時:2021年1月15日 19時